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【建築探訪】フランク・ゲーリー建築|2024年8月LA旅

海外旅行の楽しみといえば、街を見ることです。

ロサンゼルスにあるフランク・ゲーリー建築はウォルト・ディズニー・コンサートホール。その名の通りの施設です。

「Who is Frank Gehry?」

1929年カナダ出身の建築家。過去にプリツカー賞などの受賞実績あり。曲線や斜線が特徴的な建築で知られる。日本には神戸のフィッシュ・ダンスが建築物としてある。

急に現れたスチール素材が特徴的なこの建物がコンサートホール。
外から見ただけではコンサートホールに見えません。
スチール素材で外観が統一はされていますが、見る角度を変えると違う建物に感じます。
スチール素材なので重々しい感じはせず、軽やかな印象を受けます。
そしてロサンゼルスの青空との相性がよいです。

ちょっと横から見てみると、いかに曲線と斜線との建築かがわかります。言ってしまえば無駄なデザインとも受け取れますが、風や波を表現したとも受け取れます。

中にも入ってみました。

中に入るとスチール感はなく、
木とアクセントカラー使いが印象的な内装でした。
直線はなく、色々な箱を組み合わせた感じもします。
こちらは地下駐車場へのエスカレーターと階段。
オレンジがアクセントカラーとして使われていました。
こちらも曲線と斜線です。
フリースペースのような場所には机と椅子が複数置いてありました。

コンサートホール自体には入れませんでしたが、外観と中のギャップを感じました。中は落ち着いた印象を受けたのですが、直線はないデザインになっていました。

建物の屋上の方にも行ってみました。

床にも曲線のデザインがありました。
ちょっとした休むスペースも。
差し込む光が優しく綺麗でした。
探検している気持ちになれます。
水が流れていたオブジェ

屋上に来ると、植栽も多く無機質なスチールの外観ではあるもの冷たい印象を受けることはありませんでした。木々の影がスチールに映り込むことによって時間帯による印象の変化も楽しめるのかもしれません。

また違う角度から見てみると、スチールがスチールに映り込むことで、うろこ模様のような印象も受けました。寄って見ると、遠くから見るよりスチールという素材が頼もしく感じます。

ちょうど飛行機が飛んで行きました。
ぜひとも上空から見てみたい建築です。

好きか嫌いかと聞かれたらどちらでもないなと答えてしまうのですが、こういう遊び心溢れる建築は最近の新しいものはない印象です。

素材と曲線と斜線と。
ゲーリーによってうまーく調和されているんだろうなと感じた建築でした。

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明悠
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