【旅行#6】スウェーデン&ノルウェー旅行・ストックホルム編
秋学期の課題を全て倒して念願の冬休み!ということで、2023年12月17日~24日までスウェーデンの首都ストックホルム、ノルウェーの首都オスロ、そして第二の都市ベルゲンを旅行してきました。もう二か月前のことだなんて信じられないんですが、記憶が新鮮なうちに記録としてシェアしていきたいと思います!一週間かけての旅行は初めてだったのでドキドキでしたが、なんとか無事に帰ってこれて良かったです。次に旅行に行く方の参考になったら嬉しいです。
というわけで、今回はストックホルム編をお届けします。
12月17日
Lund to Stockholm
まずはお馴染み安いだけが取り柄のFlixbusでLundを出発し、Stockholm中央駅近くのバスターミナルを目指します。8時間程度の乗車時間なので、深夜0時に出発すれば、朝の8時には着きます。
ちなみに私は夜行バスが苦手なのであんまり快適ではなかったんですが、3500円とはいう安さには代えられないので頑張りました(笑)
街歩き in Gamla stan
ガムラスタンは『魔女の宅急便』のモデルの一つとも言われています。どこか懐かしいような街並みを歩きながら沢山写真を撮って歩きました。
今回は冬に行ったので少し雪が残っていたり、天気が少しよくなかった時もあったので、次は夏に行きたいです。
Christmas market in Gamla stan
スウェーデン人の友達もみんなガムラスタンのクリスマスマーケットをオススメしていたので期待大で行ってきました。ガムラスタンの中心にある広場で開催されていました。雑貨やナッツ、グロッグなども売られていました。私はホットドッグを食べました。とっても美味しかったです。
本当は17日だけ行くつもりだったんですが、可愛いと思って買ったトムテのオーナメントが壊れていて、その返品に立ち寄りました。スタッフの方はとても親切で快く交換にも応じてもらいました。ちなみにトムテとはスウェーデンや北欧のサンタクロースのことで、小人の妖精らしいですよ。
12月18日
ストックホルム宮殿
ついつい忘れがちですが、スウェーデンは現在もれっきとした(?)王国なので、あちこちに宮殿や王家の方が使っていた建物などがあります。実は日本とスウェーデンの政治体制はとてもよく似ていることをご存知でしょうか。スウェーデンでは国王は象徴としてのみ存在し、政治に介入することは出来ません。日本における天皇陛下の立ち位置ととてもよく似たスタンスをですよね。現在も立憲君主制を敷いている国として、日本とスウェーデンは代表的な存在なんです。
今回はガムラスタンにあるストックホルム宮殿に行ってきました。地下の宝物庫や王の住居など見所がたくさんでした。ちなみに私のお気に入りは、この銀の王座です。玉座としてはシンプルですが、品格のあるシックな佇まいです。
また、スウェーデンを象徴する王冠をちりばめたガウンも素敵でした。地下の宝物庫には王冠なども多く展示されていて、とても面白かったです。
Mariaberget
ガムラスタンの内部からはストックホルム市庁舎をあまり綺麗に見ることは出来ません。そこでストックホルム市庁舎の対岸にある小高い丘に行くことにしました。突然急な坂が目の前に現れてビックリしましたが、頑張って上った先にはガムラスタンの島とストックホルム市庁舎、そしてストックホルムを一望できる素敵な場所が現れます。
少し曇っていましたが、それでもとても素敵な眺めでした。左側にはストックホルム市庁舎が、右側にはガムラスタンが眼下に広がります。
近代的な景色と歴史ある風景を同時に楽しむことのできるスポットだと思います。スウェーデンといえば、という景色を楽しみたい方にはオススメです。
ストックホルム市立図書館
北欧の図書館は趣向を凝らしたものが多いので出来る限り、訪問するようにしています。ストックホルム市立図書館はErik Gunnar Asplundというスウェーデンの建築家が設計を担当しました。中央の円形になった吹き抜けスペースがとても有名です。ここには日本語の本も少しですが置かれていました。歩くだけでも楽しいモダンな空間でした。
Östermalms Food Hall
この日の夜ご飯を探しにマーケットにやってきました。かなり高級志向のマーケットと聞いていたので緊張していたのですが、物によっては学生でも手が届きそうな価格帯でした。
私はヤンソンさんの誘惑というスウェーデンの家庭料理を購入しました。すごく美味しかったんですが、スウェーデン人の友達曰く、家で作った方が美味しいらしいです……。
12月19日
ストックホルム市庁舎
北欧やヨーロッパの市庁舎はカッコいいものが多くて大好きなんですが、ストックホルムも漏れなく行こうということで行ってきました。ストックホルム市庁舎は内部を見るにはガイドツアーに参加するしかないので、グループでの英語ツアーに参加しました。ツアーの開催日時は日によって変わるので、ウェブサイトをよく確認することをオススメします。
ガイドさんの英語はとても分かりやすく、高校生でも容易に理解できると思います。ガイドさんの話も勿論面白いんですが、ただ建物の中を見るだけでも楽しいので何はともあれオススメです。
煉瓦調のブルーホールと黄金の間の差には圧倒されました。黄金の間はそこはかとなくアラビアやアジアのような雰囲気も感じることが出来ます。ここはスウェーデンの歴史を表現しているとのことで、多くの偉人や聖人の絵がありました。ここがノーベル賞授賞式にて、ダンスホールとして使われる場所なんだと思うと感慨深かったです。
1時間に満たないツアーでしたが、とても満足でした。余談ですが、国籍性別に依らず、ストックホルム市庁舎で結婚式が出来るそうです。ここでもスウェーデンらしさを感じることが出来て、とても楽しかったです。
Nobel Prize Museum
さて、ガムラスタンにバスで戻り、再びクリスマスマーケットのある広場に戻ってきました。ガムラスタンといえばの広場に面するように、ノーベル賞博物館があります。
内部は歴代のノーベル賞受賞者の顔や選出理由の書かれた縦幕が流れてくるブースやノーベル賞の選出理由について解説しているビデオなどがあります。個人的には2014年のノーベル医学生理学賞を受賞した空間認識をつかさどる神経細胞の発見に関する映像がお気に入りでした。その他にもキュリー夫人やネルソン・マンデラ元南アフリカ共和国大統領の映像などもあり、座って見ているだけでとても楽しかったです。
Stockholm to Bergen via Oslo
この日はストックホルムからオスロまで飛行機で飛び、その後オスロからベルゲンまで移動する寝台列車に乗り込むところまで終わりません。
ストックホルムからオスロに移動する手段は複数あり、夜行バスや電車、飛行機などがあります。今回は一週間にわたる旅程だったので、疲労軽減と時短のために少し課金して飛行機を選びました。
使った航空会社はSASという略称で親しまれているスカンジナビア航空です。フライト中、無料でコーヒーや紅茶が振舞われるので空の上でもほっとひと息つくことが出来ます。
本来はストックホルム・アーランダ空港18時発、オスロ空港19時着の予定でしたが、1時間ほどの遅延がありました。とはいえ、次の寝台列車は23時発なのでさほどの影響もなく済みました。20時半頃、50分のフライトを経てオスロに到着しました。
まとめ
普段スウェーデンに住んでいることもあって、ストックホルムは少し馴染みもありつつ、目新しいものを楽しむことも出来て大満足でした。特にガムラスタンはどこを歩いても心が躍る素敵なエリアでした。帰国までに何回かストックホルムに行くことになりそうなので、次の訪問も楽しみです。今回の旅行の続きも随時更新していくので、良かったら見てくださいね!