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初めての確定申告とおすすめ本、ソフト

初めて確定申告する皆様こんにちは、頑張りましょう!
Windowsが手元にある方のみですが、おすすめ本とソフト、やることをなるべく簡素にまとめます
白と青の違いとか、65万円の話はしません。
主に小規模フリーランスのweb制作などを受けてる方の青色申告を対象に書きます。


おすすめ本、ソフト

freeeとかMFとか弥生とかクラウド便利ですよね!
毎月決まった支払先から振り込みが数件あるだけの方は、毎年1万円って結構な額だと思うんですよね。
この本なら2000円で記帳の仕方もわかるし、ソフトもついています。
税制が変わったことにも対応して行ってくれます!

私はこの本およびソフトで7-8年ほど申告しております

確定申告に帳簿は複数必要ですが、取引さえ記入していけばあとはマクロがいろんな帳簿に勝手に書いて行ってくれます♪便利か!
最終吐き出された数字をE-taxなどに転記したらおしまい!

☝️サポートサイトはこちら

初めての記帳で心配!というかたは
さらに5000円課金すると、記帳・決算サポートを受けることができます
メール、Skypeで3/15までサポートしてくれます。1度サポートを受けてしまえば、大体のことはわかるようになるでしょう。

ざっくり確定申告のポイント


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事業収入のある通帳の取引は全部記録する必要があります。
よく、事業用口座と自分の私的な口座をわけろというのはこの「全部記録する」負担を減らすためです。


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先にも書きましたが、フリーランスでめちゃくちゃ件数の仕事をしていない限りは月数件収入を記帳するシンプルなものです。
とにかく簡単にしたければ、通帳に記録がある私的な費用や、経費とかも全部「事業主貸※」としてと処理してしまえば速攻で申告は終わっちゃいます

極論ですが、売上さえきちんと報告していれば経費は計上しなくても本人が損するだけなので特に文句は言われないはずです。

しかも経費がそんなにないよーって人はこれやるだけで課税額(課税される所得)から-55万円、e-taxで申請すれば -65万円控除となります。

めちゃ簡単


ざっくり用語や概念

確定申告をするのに覚えるべき単語や概念をざっくり説明します。


・売掛金(うりかけ)
・買掛金(かいかけ)・未払金
・事業主貸
・事業主借

これらを覚えましょう。(全部説明してませんが)


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仕分け帳は 

左が 借方で資産
右が 貸方で負債

とざっくり覚えておきましょう。
本付属のエクセルで記入すべき箇所の8割はこの仕分け帳です。


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事業主貸は、事業に関係ない私的なお金を事業用の口座から引き出したり、カード決済された時に使う項目です。


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反対に、事業主借は個人が事業のためにお金を使ったときに使用する項目。事業からみて個人にお金借りるようなイメージですね。


記帳をする上で大事な概念


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記帳はこの発生主義というスタンスでやります。
現金主義というのもありますが、発生主義でやるんだ!と思ってください。

これはどういうことかというと

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何かを納品してお金を通帳に振り込んでもらう」というやりとりを
現金主義と発生主義で違いを書いた図です。売掛金というものも一緒に説明します。

🖋現金主義
1月1日に1000円売り上げて振り込んでもらった という簡単な仕分記帳です。

でも実際のやりとりって、納品してから支払いまで30日とか、翌々月末とかおそろしく時間かかりますよね(支払いサイトというやつです)

💡発生主義
そこで、発生主義の記帳の仕方
まず、納品や請求書を送った日の1月1日に売上があったこととして、売掛金という科目で記帳します。この売掛金はお金もらえる権利みたいな仮の姿です。
で、クライアントから支払いがあった2月1日に「仮の姿はお金にかわりましたよ、お金をもらう権利が消滅しました!」という記録をします。


図をみると1月1日に左(貸方)にあった売掛金は、2月1日の入金時に右(借方)に移動しましたね。売掛金の権利を本当のお金で交換するような感じの処理をします。
こういう売掛金など仮の姿を消滅させることを「消し込み」と呼びます。

まぁようするに発生主義とは、取引あってから入金(支払い)までに時間があるものは仮の姿でも記帳しておけよな!という性質のものです。


もうお分かりでしょうが、自分がクレジットカードを使って何かを買った時は買掛金や未払金をつかって「払わなきゃいけない負債の仮の姿」として記帳しなければならないのが、この発生主義です。
クレジットカードは引き落としまでに時間がかかりますよね?

ワンポイント!

記帳方法が煩雑になるので、ECなどで経費を使いたい場合は事業用口座から即時支払われるデビットカードをもつと良いでしょう


確定申告でシンプルにする工夫


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確定申告わからないことだらけだと思いますがなるべくシンプルにするために、現金勘定科目を使わないようにした方がよいでしょう。
現金の管理がめんどくさいのは「レジ締め」を思い浮かべるといいと思いますが、現金出納帳という現金の出入りを記帳するものを別途用意して、一円単位で管理しないといけなくなり非常に煩雑になります。

上の図の通りですが、経費を払う時は

1、事業用口座から生活費として引き出し(これを事業主貸という)
2、そのお金で物品を買う
3、その物品の代金を事業主借として経費計上する

というような流れで記帳すると、記帳に現金を用いなくて済むようになります。

年度末の処理

もう少しだけ発生主義に触れると、12月に売上たもの、あるいはカードでかったもの、入金や支払いが1月以降になりますよね!!
えっ! めっちゃめんどくさい!!!!

そいういうときはこういうのググってください
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/5736768.html


経費はどこまで経費か?

これは税務調査が入ったと仮定して、税務官の方の目をしっかり見て

事業に必要なんです」と真顔で合理的に説明できれば経費になります。

👀ポイントは目を逸らさずに言えるかどうかです

なお、制服のいらない仕事で、仕事着を経費にできないなど
通念や慣習に照らし合わせてそれは経費として認められないリストみたいなのがあるのでそのへんは適宜ぐぐってください。

あと、按分(あんぶん)を説明したら大体ラスト

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公私が混ざってる場合、按分といって事業で使った割合を経費にすることができます。
図は簡単な例ですが。
10畳のマンションの家賃を10万として、4畳を完全作業部屋として使っている場合、4万円を経費とすることができます。

同じようなことが、携帯代や電気代、ネット代などで按分することができます。

按分のやり方は面積比でも時間とか日数で計算してもいいです。
いずれもまっすぐ目を見て説明できればOK!


ちなみに、昔の知識で止まっている人が「交通系カードで決済すれば、全部交通費で経費計上できるぜ!」などと言ってくる場合があるかもしれませんが、現在はきちんと記録がでるので、ちゃんとやりましょう。


ぐぐる

もうね、ぐぐる。みんな質問しまくってるから先人たちがありとあらゆることをネット上で聞いてる。ググったら大体答えある。

雑に終わらせてしまいましたが
小売をやっていて1日に何件も取引があり、現金を用いている方々に比べれば私たちweb制作の記帳なんてまじ楽勝(な方だと信じたい)
がんばりましょう!


e-tax

あっ、そうそう悪名高きe-taxだけど、私は人に会わなくて良くて、領収書をはっつけなくていいので、とても便利だと思っています。
カードリーダーに電子証明付きのマイナンバーカードが必要ですが、最近税務署がID,パスワード形式を採用して、それすら要らなくなりました!
今からマイナンバーカード取ろうと言っても1ヶ月かかりますからねあれ

https://www.e-tax.nta.go.jp/kanbenka/index.htm


余談、まさかのマイナンバーカード失効

私は引越しでマイナンバーカードの手続きの穴におちて、
役所の方に「このカードは無効ですね」ときっぱり言われマインバーカードが死にました

何をしたかというと「電子証明の有効期限が切れたので、再付与」をお願いしました。
マジ簡単、楽勝!
なはずが、マイナンバーカード自体が失効する前代未聞の事態へ。

調べると、運営主体( J-LIS)と発行主体(行政窓口)が別らしく、役所は手続きを任されているけど詳しくは知らない模様で、
J-LIS側にきいても「そんなはずない」
役所に行っても「いやだから使えないって言ったでしょ?」

を繰り返しました。
結局、引越し時の手続きで「私が気がついて手続きをしないといけないけど、役所が気を利かせて一緒に手続きしてくれてる」運用がアダとなり、引越しの手続きがうまくいかず失効となった模様です。

ちなみに、書かれている通りであれば私に責任の所在があるのに
手続き不備として、費用負担ゼロで再申請というかたちになりました。
市役所かわいそう、ごめんね。
面倒でつくってない・・

あー余談。


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