54時間だけじゃない！Startup Weekend 熱海を楽しみ尽くそう

2024年4月11日 08:13

歴史ある喫茶店や干物屋さんから、新しいおしゃれカフェまで、およそ40店舗が軒を並べる熱海銀座商店街。Startup Weekend 熱海の会場「GeNSEn Lab」は、そんな商店街の真ん中にあります。

Startup Weekendが開催されるのは、金曜夜から日曜夜までの54時間。せっかく熱海で参加するのなら、少し早く来てレトロモダンな熱海を楽しんだり、夜にふらっと街に繰り出したりと、熱海の街も楽しみ尽くしましょう。

この記事では、Startup Weekend 熱海の会場となる熱海銀座商店街を紹介します。

昭和の風情が溢れる喫茶店

保養地として栄え、多くの文豪も訪れた熱海には、昔ながらの喫茶店が多く存在します。そんな昭和から続くお店の中でもぜひ訪れてほしいのが、「純喫茶パインツリー」と「ボンネット」の2つです。

1978年（昭和53年）創業の純喫茶パインツリーがあるのは、宿泊会場「guest house MARUYA」のとなり。食品サンプルが並ぶ大きなショーケースが入口で出迎えてくれます。

中に入ると、まるで昭和にタイムスリップしたかのよう。1970年代後半から大流行したテーブルゲームも4台あり、インベーダーゲームやテトリスをして楽しむことができます。

熱海銀座商店街から小さな路地に入ると、1952年（昭和27年）創業の喫茶ボンネットが見つかります。サイフォンコーヒーとハンバーガーが自慢のこの喫茶店は、谷崎潤一郎、三島由紀夫など、数多くの文豪が通ったお店としても有名です。

ジャズが流れる店内は心地よく、ゆったりとした時間を過ごすことができます。満席のことが多く、3時にはお店が閉まるので、ぜひ早い時間に向かってみてください。

一般家庭でも魚をさばいて干物をつくっていたほど、干物が生活に根ざしている熱海。熱海銀座商店街には、「あをきのひもの本店」「小沢ひもの店」「釜鶴ひもの店」の3店舗が並びます。観光客にも大人気のこれらのお店は、なんといずれも創業から150年以上続く老舗です。

熱海駅から向かうとはじめに現れる「あをきのひもの本店」は、慶応2年（1866年）創業。焼かずに食べられる干物「レンジでチン！」シリーズなど、通常の干物以外のレパートリーも楽しめます。

そのとなりには、和銅3年（710年）から続く、熱海で一番古い干物屋「小沢ひもの店」があります。お店の一角は立ち飲みスペースとなっており、その場で購入した干物を焼いて食べられるのが嬉しいポイントです。

店先で干している魚が目印の「釜鶴ひもの店」は、創業150年余り。熱海で自社製造している数少ない干物屋です。毎日市場に足を運んで仕入れるという地魚の干物はお土産にぴったりです。

熱海銀座商店街には、古くから愛される老舗だけでなく、おしゃれで新しいカフェも立ち並びます。ここでは、行列が絶えない人気店である「熱海プリンカフェ2nd」と「和栗菓子kiito-生糸-」を紹介します。

みんなで楽しむおふろをコンセプトとした「熱海プリンカフェ2nd」は、パステルカラーの色づかいや温泉を思い起こさせるインテリアがかわいらしいプリン屋さん。フォトジェニックな店内で、大人気の熱海プリンを味わってみてください。

「和栗菓子kiito-生糸-」は、熱海の老舗「古屋旅館」と京都の名店「和栗専門紗織」が共同プロデュースした和栗100%モンブランのお店です。高級感のある憩いの空間で、ほろほろと口の中で溶けていく和栗を楽しめます。

ネットでは見つけられないディープなお店に行くのが、熱海の通な楽しみ方。熱海の街の専門家である「guest house MARUYA」のスタッフに、おすすめのお店を教えてもらいましょう。

店主がギターを弾き語りしてくれる居酒屋や、雑居ビルの一階にあるおでん屋など、入るのにちょっと勇気がいるけれどおなかも心も満たしてくれるお店と出会えるはずです。

※ Startup Weekend 熱海では、「guest house MARUYA」の宿泊付きチケットも販売しています。

ここまで紹介したように、Startup Weekend 熱海の会場近くにはすてきなお店がたくさん集まっています。スタートアップ体験に全力を注ぐ54時間に加え、その前後の時間も楽しむことができるのが観光地・熱海でのStartup Weekendの魅力です。

Startup Weekend 熱海に参加して、起業体験も観光もどちらも楽しむ休日を過ごしてみませんか？

▼参加申し込みはこちらから

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