見出し画像

新型コロナによるフードロスを食い止める!注目サービス3選

こんにちは!
スワックトーキョーのみろくです。

めっきり涼しくなり、食欲の秋!

ということで、今、目を向けてみたいのが、コロナ禍でますます加速している、官民が連携した食品ロス削減の新サービス

新型コロナの感染拡大後は、世界的にも業務用などの食品ロスは増加傾向にあり、国連は2020年から、先日9月29日を「食料のロスと廃棄に関する啓発の国際デー」に指定しました。

食品ロスといえば、日本においては、毎年600万トンを超える食べ物が廃棄され、アジアでは食品廃棄率1位となるなど、以前から取り組むべき喫緊の課題。

それに追い打ちをかけるように、外出自粛などによる社会の変化が、飲食店や、連動する食品卸などで、全国的にさらなる食品ロスを生み出す原因となっています。

そこで今回は、新型コロナによる全国の食品ロスを少しでも減らそうと、2020年3月以降に立ち上がった、最新の食品ロス削減につながるオンラインサービスや特設サイト3選をご紹介!

すぐに利用できて、通常よりもお得に良質な食事ができるだけでなく、厳しい状況にある飲食店や事業者さんを助けることにもつながります。

美食の秋を極めたいという人は、今こそ、こうしたサービスに目を向けてみてはいかがでしょうか。


Tabetta(タベッタ)

9月30日から予約開始!レストランキャンセルによるフードロスを削減する新サービス

画像1

URL:https://tabetta.jp/book

Tabetta(以下、タベッタ)は、2020年5月にローンチし、9月30日から実際の予約開始となった新サービス。

突然の予約キャンセルが発生したレストランで食事をすることで、お店の食品ロス対策につなげます。

突然のキャンセルや、仕入の差異などはレストランにとってフードロスの原因。
タベッタでは、そんな突然のキャンセルで困っている店やフードロスを減らしたいお店で、定価より30%以上も安く予約できるそう。

ユニークなのは、店の選定はタベッタにお任せされる点。日時、エリアと人数、ジャンル、予算だけ入力し、あとはタベッタが条件にあったお店を予約してくれます。

以下は公式HPからのサービス利用の流れです。
シンプルで使いやすそうです!

Step 1. 日程やコース、人数などの条件を選びご予約ください。
Step 2. 希望にあったお店をタベッタが予約します。ご連絡までお待ち下さい。
Step 3. あとは食事をお楽しみください。お会計もお店に直接行ってください。

画像2

どのお店になるのかは連絡が来るまでわからない「レストランガチャ」を打ち出しており、ちょっとドキドキしつつも、新たなレストランとの出会いも楽しめそうですね。

現在はウェブサイト予約のみですが、アプリも公開準備中です。

ABSEA(アブシー)  

食品ロスに悩む全国の漁師さんを応援するオンライン海鮮マルシェ

画像3

サイトURL:https://absea.store/

ABSEAは、漁師さんと、飲食店、各家庭を繋げる海産物専門のオンラインマルシェ。

2020年3月からコロナの影響で、国内の各漁場で水揚げされていた海産物の多くが、レストランなどの販路減少によって行き場を失っていました。タラなどが大漁だったにも関わらず、肥料や飼料となる状況…。
海産物の販売単価の大幅な下落は、漁師さんの生活にも大きな打撃となりました。

そこで同オンラインマルシェでは、出荷期限切れのものを積極的に取り扱い、漁師さんのお墨付きを得た新鮮な海産物を安価に販売し、家庭のキッチンに直接、配達!

画像4

2020年5月からプレ展開から、2ヵ月で売上約700万円 購入個数2239個を達成したよう。公式サイトには新鮮な海鮮が多く並び、食品ロスへの取り組みに関する記事も公開されています。

WAKEARI(ワケアリ)

業者の訳あり商品の購入で食品ロスを削減!

画像5

URL:https://wakeari.link/

WAKEARIは新型コロナウイルスの影響により事業が立ち行かなくなってしまったあらゆる業種の販売者を、「買って応援、食べて応援」できるオンラインショップ。

同サイトでは、9月末まで、参加店舗の掲載料や売上手数料などが無料になる「#コロナに負けるな!Wakeari店舗さま支援、すべて無料キャンペーン」も実施していました。

画像6

ほとんどの商品の説明欄に、【商品をWakeari(ワケアリ)で販売するに至った背景】という説明が入っており、購入がロス削減に繋がっていることを実感できるのも、共感できるポイント。

画像7

普段出会えないような「訳あり商品」をお得に購入できます。

ーー

以上、手軽に使ってみたい、食品ロス削減につながるサービス3選でした♪

こうしたサービスを利用して、「もったいない」食品廃棄を減らすのもひとつの方法。

一方、在宅ワークの人が増えるにつれ、家庭の食品ロスも増えているという事実もあります。

在宅ワークで、以前より自炊をしている人も多いのでは? まずは食べきれる量を買い、冷蔵庫を見渡して、食品ロスになってしまいそうな食材がないか確認してみると、環境にも財布にもグッドですね。

私も明日は残り食材をまとめて調理します!


スワックトーキョー みろく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?