音クラさんに救われている
4月6日土曜日、「SHOXXXX」というクロスジャンル音楽イベントに行ってきた。
SHOXXXXは有志が集って曲をかけたりその曲を浴びるクラブイベントで、有名なゲストをお招きすることもある。
今回はイベント開催10周年を記念したレギュラーメンバーでの開催だった。
suisoさんのゲーム音楽とニューディスコで揃えたOPセットを聴きながら、会場の浅草Stella内ラウンジで出演者さんやお客さん仲間にご挨拶。
今年の元日に発生した地震に遭った遠方からのお客さん仲間やご家族が被災された出演者さんもいて、改めてこうして会えているのは本当に幸せなことだと感じた。
中でもご家族が被災された出演者さんとは今回お話できずじまいだったので、おこがましいながらまたSHOXXXXでお会いできる機会があればぜひお話ししたい。
そして本編。
少なめと言っていたのに結局後半になってたたみかけてきたハードコアセット(Landscaperさん)や、
初心者的音ゲー曲オンリーセット(しとひらさん)、
普段のSHOXXXXであまりかけない曲を流すセット(YUKIさん)、
イベント恒例のリクエストタイム(mutamesoさん)、
ここ10年にリリースされたジャズセット(KENTさん)、
SHOXXXXの前身「R.A.M Party」から始まる10年史的セット(kAnkAnちゃん)、
過去現在そして未来を繋いだ虹色セット(ユタカ aka Lv77さん)
と、イベント10周年を記念したバラエティに富んだセットで魅了してくれて、いっぱい心が満たされた一日だった。
音楽ゲームクラブイベント、通称音クラ。
この類のイベントには、コロナ禍でのオンライン開催を含めかれこれ10年近く通っている。
そんなに経ったのか。
音クラの存在を知るまでの日々も楽しかったけれども、
音クラの存在を知って通い始めてからもっと心が晴れやかになったことは間違いない。
私は器用な生き物ではない。
特に会話をするのが極端に器用ではない。
喋ろうと思うと変に口を滑らせたくないから無意識に取り繕う。
その結果余計しどろもどろになり、伝わることなく話すことに失敗する、その繰り返し。
でもそれゆえに、
自分たちの好きな音色で心を通わせられるこの空間が好き。
この手のイベントに行ってよく思うのは、
大規模で盛り上がったり意見を言い合うのも大事だけど、そればかりだと途方もなくてキリがないのもまた事実。
最悪は楽しいはずのものがつまらなくさえ感じることもある、ということ。
小さな規模で
近くはないけど遠くもない比較的近しい仲の人たちが集まって言葉を交わしたり音を浴びるのは
大規模なそれと同じくらい必要なことだと考える。
だからできる限りこのイベントを続けてくださいね。
現在も開催を延期しているお世話になっている音クラさんも、開催が決まったら頑張ってスケジュール調整しますね。
いつ久々に開催できるかと心待ちにしていますよ。
...ゆくゆくは私も回してみたい。興味本位で買って嗜んでいるDJコントローラーがあるので。