大丈夫、忘れないからね。
痛むのに大事にしている傷がある死がくるとすればそれは此処から / 川瀬 凪
その傷を失ってしまったらもう私ではなくなってしまう原体験のような痛み。
時々触ってはやっぱり塞がっていなくて、でもそこにまだある事に安心してしまう。
膿ませないけど治らせない。
どういう事なんだろうと立ち止まって考えた時、
『過去の自分を蔑ろにしない』事かなと思いました。
気がすむまで泣いていたらいいよ。
怒っててもいいよ。暴れても大丈夫。
その中で死んでもいい。
時が過ぎてみんなが忘れても私は忘れないからね。
そういう事をなんだと思います。
痛くて血が滲むような場所でしか生きられない
小さな怪物を飼っています。
愛してもいる。
noteの下書きが溜まり続けた9月でした。
美味しいモンブランが食べたいです。
川瀬 凪