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【超超短編小説】おねがい乳神様

「ケン坊、触ってはいかん!」
 怒声に驚いて手を引っ込めた。振り向くと顔を赤く上気させた祖父がこちらに向かってきていた。
 怒られると思って目を瞑ったが、祖父は俺の頭に優しく手を置くと「よく我慢したな、偉いぞ」と言って撫でた。

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