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【短編小説】ハピネスセンター行きのバス(風船爆弾編)
テキサスブロンコは死んだ。
乗り継ぎのバスが出るまでまだ時間がある。
俺は火煙と警報渦巻くバスターミナルを出て深呼吸をする。New三鷹YORKはまだ深夜を続けたままだった。内出血をした痕に似た色の空が広がっている。
俺は欠伸をしながらグッと伸びて乗り継いだ電車のシートで凝り固まった背筋をほぐした。しかし経年劣化の激しい筋肉は記憶した形状に戻ろうと必死だった。
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