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【超超短編小説】飛燕

 俺は明晰夢を見ない。きっと怠惰だからだろう。もしくはそれが夢か現実かを知りたく無いか、どうでもいいと思っているからだ。
 それなら日曜日は美術館に行こう。あそこは夢に似ている。違うのは入り口で金を払うって事くらいだ。別に財布が薄くなるのは構わない。それこそ、どうだっていいんだ。

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