【短編小説】婆アtheトーナメント
ロープを潜ってリングに入ったババアは陰鬱な表情だった。
「赤コーナァー145cm45kgォーン、レッドフラッグゥゥゥともォーこォー」
ババアは相変わらず陰鬱な表情で右手を挙げた。ムエタイパンツの裾に下がったフリンジまでもが陰鬱な影を揺らしている様に見える。
「青コーナァー140cm49kgォーァン、ガンジィイーまさァーよォー」
ババアの対角線に立ったババアもやはり陰鬱な表情で力なく片手を挙げた。
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