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【超短編小説】勇気ひとつを

「親父、いま何キロ?」
 イカロスはヘッドセットのマイクに向かって叫んだが聴こえてくるのはノイズばかりだった。
 腕も千切れよと振り回し続けた筋肉は疲労のピークに達している。

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773字
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