小池百合子さん。初級アラビア語をしどろもどろに使う東京都政の「口紅忍者」、駄ボラの女帝がリードするハレンチ都知事選。
小池百合子は東京都政の口紅忍者。アラブ・ニュースによる形容で、絶妙のワーディングですね。なぜって小池さんは時の有力政治家のそばへさっと現れ、別の有力政治家が現れるとあっさり捨てて、そっちのそばへ身を翻す。神出鬼没にして言行不一致。逃げ足早いがメディア利用には長けている。AI百合子なる分身の術さえ使える。東京都政のLipstick Ninja、まさに小池百合子さんのために作られた言葉です。しかし、小池さんはなぜか前回366万票をお獲りになってますからね、いやはや。どうなってるかしらん、都民は!?? いいえ、彼女は組織票をばっちり持ってられますし、また、たとえ無党派層であっても、情報源がもっぱらテレビであるようなタイプの高齢者にとっては、彼女の甲南女学院仕込みの上品でやらわかい口調にころっと騙されちゃうのでしょう。恐ろしいことです。
都知事選7月7日が迫っています。なにせ東京都は世界最大の人口を抱える都市で1,400万人が暮らしています。選挙権を持つ人口が1,153万人。東京都はオランダやインドネシアに伍する経済力を持っています。とうぜん都政予算も年間8兆4,000億円(ニューヨークに次いで世界第二位)です。特別会計16兆円。なるほど、都知事の座争奪戦も賑やかなわけです。立候補者は過去最多の56名、枯れ木の山に咲いた咲いたの賑わいです。
現職都知事小池百合子さん(b.1952-)、去る6月12日なぜか八丈島の街頭演説で(!)2016年の一期、2020年の二期に続き、三期目への挑戦を表明されました。人気凋落中の岸田自民党政権の支持を表に出すことなく、無所属を表明しておられますが、しかし水面下では熱烈な公明党からの、準じてもはやバラバラの自民党からの支持を勝ち取り、ひいては(もはやボロボロな)都民ファーストとも連携しておられるころが巧妙です。
彼女は自称「エジプト、カイロだいがくぶんがく部しゃかい学科、1972年にゅうがく、76年しゅせきそつぎょう♡」とおっしゃりつづけておられます。小池百合子さんの言い分はご自身はなんとしてでもカイロだいがくしゅせきそつぎょう♡ Insha’Allah!
なお、カイロ大学はカイロから川を渡ってすぐのガザにある「中東最高峰」と呼ばれもする公立大学です。卒業生にはサダム・フセイン(法学部中退)、アラファト議長、文学者のナギーフ・マフフーズ、国連事務総長から人権派弁護士、はたまたスパイからテロリストまでそうそうたる人材を輩出しています。
もしも「カイロだいがくしゅせきそつぎょう♡」が嘘であることがバレてしまうと、小池百合子さんのアイデンティティは崩壊し、彼女は特権性のすべてを失ってしまうという危機意識を彼女はお持ちなのでしょう。彼女はなんとしてもそれだけは避けたい。そこで小池百合子さんは都知事権限で、エジプト政府の一部分を成すカイロだいがくに莫大な補助金を送りつづけ、また日本政府が財政の厳しいエジプト政府にODA(開発協力)をおこなっていることもあいまって、これを受けカイロだいがくのがくちょうは小池百合子さんのご卒業を証明しておられます。エジプト政府もまた同意見。
しかしながら、彼女のアラビア語能力は、初級アラビア語を半年学んだ程度のものと目されています。なぜなら、彼女は文語アラビア語の基礎もなく、勉強の仕方さえわからず、とうぜん大学の授業にもついてゆけなかったから。「カイロだいがくしゅせきそつぎょう♡」が嘘であることは文語アラビア語ができる人には明らかです。(もっとも、彼女は口語アラビア語はそれなりにおできになると見る向きもありますが。)なお、どこの国でも多かれ少なかれ知識人は書き言葉に傾いたしゃべり方をするもの。しかも、アラビア語の口語と文語の乖離ははなはだしい。そのうえアラビア語には二千年以上にわたっての立派な文明文化があるゆえ、とうぜんアラビア語にもその反映があります。とうぜん文語アラビア語のできない小池百合子さんのアラビアの歴史文化の理解はたいへん表面的なものにならざるを得ない。
それであってなお、小池百合子さんは(おそらく英語ベースのインタヴューだったでしょうが)アラファト議長やカダフィ大佐にインタヴューまでしておられるのですから、会話は成立するにせよ、しかしそれはけっして彼女の「カイロだいがくしゅせきそつぎょう♡」を裏づけるものではありません。
なお、アラブ・ニュースは小池百合子さんのことを 日本版コンドリーザ・ライス(元アメリカ国務長官)とも呼んでおられます。もっとも、政治学の学位を持っておられるアフロ・アメリカンのライスはきっと「(事実上高卒の)百合子なんかと一緒にしないで」と怒るでしょうが。(なお、小池百合子さんの英語は彼女が中学生時代英語少女であったことを裏づけるもので、発音がやや怪しいとはいえ、よどみなく話せるし、それなりに流暢でソフトにしてフレンドリーです。話題に内容こそありませんが。)
他方、彼女の元側近中の側近、小島敏郎さんは、2017年から都民ファーストの会、東京都議団財務調査会事務総長を務めた人であり、東大法学部卒で弁護士でもある人です。小島さんは、彼女のカイロだいがくご卒業を微塵も疑うことなく、証明工作に奮闘なさったことについて、しかし後に真実を知って、怒り悲しみ自分自身をなじり、懺悔をしておられます。そしてとうとう小島敏郎さんは学歴詐称の小池百合子さんを公職選挙法違反で訴えました。
はやいはなしが小池百合子さんには、アラビアであろうが欧米であろうが日本であろうが、政治学、経済学、法学の基礎が一切ありません。彼女は事実上高卒と言ってもいいでしょう。しかし、そんな彼女は口八丁手八丁で権力の階段をのぼってゆく、政界のシンデレラになってゆきます。(駄ボラとマスコミ受けのいいパフォーマンスを武器に、職員には首のすげ替えの可能性と、天下り先をちらつかせることによって恐怖政治を敷いた。)なお、小池百合子さんはコスプレ好きとしても有名で、かつて『魔法使いサリー』や、ディズニー・アニメのシンデレラを演じておられます。彼女にとって都知事もまたコスプレのひとつなのでしょう。
カイロはナイル川のほとりに広がる、古代エジプトの都アレキサンドリアの面影を残す二千年以上の歴史を持つ大都市です。博物館にはミイラ、古代象形文字、ツタンカーメンの戦車が並びます。街を歩けばトルコ様式のモスクがあり、エキゾティックなメディナ(商店街)があります。肉屋には牛肉や羊肉はもちろんラクダの肉も並びます。カフェではシーシャ(水煙草)が愉しめる。世界中の人たちはエジプト由来の言葉をたくさん知っています。カフェ、アルコール、シロップ、アプリコット(アプリコーゼン)、バナナ(バナーネン)、ソファ、ヤッケ、はたまやサテン、シフォン、モヘア・・・。エジプトの古代文明がいかに偉大だったか察しがつこうというもの。学問に目を移せば、たとえば古代ギリシアでいかに幾何学が発展したとはいえ、しかしエジプトを抜きに数学の発展を語ることはできません。天文学も、占星術もまた。果たして小池百合子さんはエジプト文明の奥深さをどこまでご存じでしょう?
しかし、そんな小池百合子さんにとってカイロ大学にはまぶしいおもいでがいっぱい。ナイルヒルトンホテルで父親と再会したとき、彼女は毎回毎回ホテルからコーヒーカップ、皿、銀のナイフ&フォーク、シュガーポット、ハンガーをくすねてきたこと。彼女は、アラビア語ができると踏んだ日本人青年とごく短期間結婚し、語学結婚をしたものの、しかしその青年もまたアラビア語能力が十分ではないことを知るとあっさり離婚。また、彼女は自称卒業記念には、登頂が禁止されているピラミッド(高さ140メートル)にジーンズにスニーカーで登り、注意されたら賄賂で買収、彼女は頂上で振袖に着替えお茶をたてた。(彼女がたてたお茶を誰が召し上がったのか、それは杳として知れません。もっとも、この時期のカイロ在住日本人は小池さんのことをゲイシャ・ガールと軽蔑していたらしいゆえ、この一件は事実なのでしょうが。)
なお、ヒルトンホテルから何度となくくすねられるものはすべてくすねて来たエピソードは、カイロの川の中州にあるザマレック Zamalek 地区のアパートメントで当時19歳の小池さんと同居していらした当時30歳の北原百代さんが暴露したもの。ザマレック地区は行政施設と大使などが住む高級住宅が混在した地域で、公園、スポーツグラウンド、文化施設もあります。北原百代さんは小池さんの十歳上で、カイロ時代の小池さんの面倒を見てあげた心優しいお友達、しかし北原さんはその後の小池さんが嘘八百によって政治家になりあがっていって、どんどん怪物化してゆく姿を見るに見かねて、命懸けで告発に踏み切った。(なぜなら、真実を知るわたしがこのまま黙って死んでしまえば、わたしもまた罪に加担したことになって、死んでも死にきれないから。)小池さんのカイロだいがくしゅせきそつぎょうが大ボラであること、小池さんのリアルなカイロ暮らしがどれほど危なっかしい綱渡りであったか、さらには日本のマスコミがいかに真実を報道する意志を持たず、他愛ないおもしろネタにばかり喰いつくか、結果こうしたマスコミの姿勢がいかに日本社会を堕落させているか、石井妙子著『女帝 小池百合子』(文春文庫、親本2020年)のなかで彼女は告発しておられます。
小池百合子さんに限ったことではなく、多くの政治家にあてはまることながら、彼女の言行不一致ははなはだしい。駄ボラと自己欺瞞もここまでに至ればひとつの症例と言えるでしょう。小池百合子さんは時の有力政治家の側近になることによって地位を手に入れ、別の有力者が現れたなら乗り換える。小池さんの過去は死屍累々、細川護煕、小沢一郎、小泉純一郎・・・。もちろん小島敏郎さんもまた小池さんにさんざん利用されて捨てられました。
なるほど、小池百合子さんの政治手腕については、彼女の脱炭素~持続可能な社会に向けての実績を評価する声もあるとはいえ、その評価に根拠はまったくありません。それどころか国民の労働奉仕によって作られた神宮外苑の土地はすでに民間に分割所持され、いまの小池都政の計画によるとゼネコンは外苑の樹齢百年の樹木を千本以上伐採し高層複合施設など建てる計画が推進されつつある。天下り先でもあるゼネコンから小池さんはパーティ券など買ってもらいながらも、しかし涼しいお顔でグリーンシティ東京を公約しておられます。東京オリンピック&パラリンピックの舞台裏が汚職と談合であったこともバレちゃいました。また、彼女はコロナの二年間で東京をむちゃくちゃにもした。コロナ倒産、死者、後遺症も後を絶たない。(コロナワクチン接種推進大臣、パンダちゃんの国と仲良しな河野太郎の罪も重い。)太陽光パネルを義務化して、中国共産党系企業の在庫処分に精を出す。パネル(有害物質)の最終処理場も決まっていないというのに。はたまた小池百合子さんは都庁をプロジェクション・マッピングで飾るために電通に48億円を払っておられます。東京のスマートシティ評価も彼女の都政二期めで急落。小池百合子さんは「築地は護る!」とさんざん約束していた癖に、いまや場内は更地にされ、高層ビルが建たんとしています。はやいはなしが彼女は築地をむちゃくちゃにし、しかも豊洲市場には大赤字を負わせています。豊洲市場の2024年度の経常収支はなんと127億円のマイナスが試算されています。ウハウハなのはデヴェロッパーだけ。なるほど彼女はクールビズを提唱した。また都庁のなかに保育園を作りもした。また18歳以下のコドモに月額5000円を支払うようにもした。しかし、彼女には数々の疑惑と低評価が消えません。それどころか小池さんは満面の笑顔で率先して東京を滅びの道に導いておられます。しかも小池さんを評価し、小池さんと深く関わった人は全員例外なく不幸になっておられます。
なお、小池百合子さんの自己イメージは20代後半のそれがいまにいたるまで持続しているのではないかしらん。自称・芦屋育ちのお嬢さん(実際は芦屋と言ってもいわゆる芦屋からは遠く離れ、阪急電車が通ると揺れる、そんなつましい家に彼女は育った。)小池百合子さんは自称カイロだいがくしゅせきでそつぎょうし、ミニスカ穿いて女性の地位向上を率先して生き、中東のリアルを知っているニュースキャスターを経て、明るく元気に政界で闘う女性にとっての「希望の星」。しかも、政界渡り鳥として培った「政治家渡世のプロ」の情勢感覚によって、恐ろしいことに彼女の支持基盤は盤石であるかに見えます。おそろしいことに今回の都知事選も小池さんの勝利が約束されているかに見えます。もちろん過去8年間によって女帝小池の舞台裏(都民を無視した、資金集めと支配構造、そして私利私欲を優先し、天下り先を用意しそれをちらつかせ、まわりにイエスマンで固め、東京をぼろぼろにする政治手腕)もすっかりバレて、都民の支小池持はいまや激減しているにもかかわらず。
なお、前述の『女帝 小池百合子』によると、小池百合子さんのおとうさま勇二郎さんは、戦争中に中央大学専門部商学科卒、その時期スメラ学塾の思想に感化され、ご本人が言うところ、大戦中は海軍中尉、自分は特攻隊の生き残りであり、満洲鉄道経理部に務めたということになってはいる。戦後は立川医薬工業に入社し、ペニシリンを売り歩き、その後はコネを使いまくって三昌物産に入社し、その後は自分の会社を立ち上げ、中東から石油を買い付け、関西電力におろしていた人としてご自身を演出しておられます。しかし、この履歴がそもそも怪しい。中央大学卒で海軍中尉になれるものでしょうか? また海軍でキャリアを積んだ人が満州鉄道の経理部に就職できるものでしょうか? いずれにせよ、23歳で敗戦、かれの自我は崩壊したことでしょう。かれが自社で中東から石油を輸入するようになったというのも大嘘、じっさいは大手石油会社が輸入し余った石油を横流ししてもらってほそぼそと転売していただけ。しかも、この小池勇二郎さんは、ご商売が巧く立ち行かなくなると見るや、一発逆転を狙って1969年12月に兵庫で衆議院議員選挙に立候補するも落選。その後かれはカイロで日本食レストランを経営していた時期があるものの、しかし結局それも潰してしまう。誰かに似てるとおもいませんか? そう、百合子さんと瓜二つのネガポジ関係です。小池一族、ホラ吹き二代の物語がここにあります。
他方、向かい立つは、過去30年以上にわたって台湾人と日本人のリヴァーシブルだった政治家・リャンファンさん(=蓮舫さん)。彼女は陳・杏村(Tân Hēng-chhun、ちん・きょうそん)さんのお孫さんです。陳杏村さんは女性で、台北出身のファッションデザイナーであり、かつまた台湾マネーの政商として日本の政界を操った中国人です。他方、蓮舫さんは今回立憲民主党の党員を辞して無所属として立候補、日本共産党からの熱烈な支持を勝ち取っておられます。全世代に目をくばり口あたりのいい政策をよどみなくチャーミングに語っておられますが、しかし、リャンファンさんはいったい誰のための政治をおこなってらっしゃるかしらん?
なぜか三番手として取り上げられがちなのが石丸伸二さんで、ロボットみたいなしゃべり方をする人。2020年から安芸高田市長を務めておられますが(小中学校の給食費無料化以外に)いったいどんな業績があるのか杳として知れません。なんでまたそんなかれがドトール創業者だの、KDDIの創業者(かつまた再エネ事業者)たちによって盛大に持ち上げられているのかさっぱりわかりません。にもかかわらず石丸さんはなぜかネットで大人気というテイになっていますが、ほんとなんでしょうか? 石丸さんは誰かに乗せられちゃったかしらん? もしそうだとしたら、石丸さんはもはやドトール~~KDDI~再エネ神輿から降りられないでしょう。あくまでも蓋然性としての感想ですが、お気の毒です。いずれにせよ、石丸さんを担ぐ既存の大手メディアはもちろんのことYOUTUBERのインフルエンサーたちもまったく信用できません。
元航空自衛隊、危機管理を担当なさった田母神としおさんは憂国の危機を感じ立候補、かつて石原慎太郎も支持した人物で、今回の都知事選ではほぼ唯一の保守系として奮闘しておられます。災害に強い東京を作る。日本人として誇りを持てる教育に改革し、教育勅語も修身も復活させる。憲法を改革する。減税をおこなう。過剰な外国人サーヴィスや外国人への生活保護を取りやめる。ソーラーパネル政策を辞める。そんな公約を掲げておられます。なお、そんな田母神さんは新宿歌舞伎町でキャバ嬢、ホスト、バーテンダーたちを集めて講演会を開催し、(掌を上に向けてV字を前に突き出す)ギャルピースサインを教わって、みんなと一緒に写真に納まったりなどして、選挙戦を楽しんでおられます。
しかも、既存マスコミの選挙報道は、ほぼこの4候補に限られています。いったい誰が決めたのでしょう? どんなからくりが働いているでしょう? あきらかな情報統制でしょう。
日本第一党の桜井誠さんは「外国人生活保護即時廃止!」を訴えておられます。
公約がひじょうに明快なのが現役医師の うつみさとる(内海聡)さん、いまや日本の資産はどんどん外資に売り渡されつつある。2027年以降東京メトロが段階的に外資に盗られてゆく予定、多摩地域の上下水道さえも売られてゆく。こんなことが許されていいわけがない。誰がこんな非道なことをやっているのか? 麻生太郎であり小池百合子ですよ。これを止めなければいけない。生活インフラを護る。移民推進制度を見直し、日本人の雇用を創出する。そんな政策を掲げておられます。
立花孝志さん率いるNHKから国民を護る党は活動11年目で、今回はなんと候補者24名。みんな揃って「NHKに受信料を払うのは馬鹿だとおもいます」と連呼しておられます。なお、NHK党のこの戦略は、5月末日までに5000円、6月1〜19日は1万円、20日以降は3万円を寄付すれば、1万4000カ所に設置してある掲示板のうち1カ所で、自分が自由に作ったポスターを最大24枚まで貼れるという仕組みにある。よくも考えたりという奇策である。立花孝志さんの今回の選挙戦略は、ギー・ドゥボール由来のシュチュエーショニストのそれを踏襲しておられます。
関連候補の内野愛里さんは「カワイイ私だからこそできることがある」と萌え産業への投資で景気回復を目指しておられます。小池百合子都知事や蓮舫さんの冷笑が目に浮かびますが、がんばっていただきたいもの。
ラブ&ピース党のゴトウテルキ(後藤輝樹)さんは、文学センスと演劇的パフォーマンスセンスを活かして、「選挙期間中ゴミ拾いして地球をキレイにしませんか?」と問いかけておられます。ベーシック・インカム、無添加と無農薬をも訴えておられます。
河合ゆうすけさん、ジョーカー議員として、政権放送でアングラ演劇的パフォーマンスを披露しておられます。また、選挙ポスターにヌード出演した桜井MIUさんは物議を呼びました。
アキノリ将軍未満さんは、政権放送が声優オーディションみたいで愛らしい。
そして96歳のドクター中松。石油ポンプ、フロッピーディスクの金属カヴァー、ぴょんぴょんジャンプする靴を発明したおじいさん、寄席のマジシャンのような衣装でぎんぎらぎんに出馬しておられます。
元あのねのねの清水国明さんは「トー横キッズ」を見捨てない、と歌舞伎町の少年少女に心をかけておられます。また、「首都直下型地震」を想定した都市作りを考えておられます。
創価学会撲滅党なんてぶっそうな党があるのですね、桑原まりこさんが出馬しておられます。
ゴルフ党小松けんさんは「億万長者が世界で2番目に多い都市・東京を、金持ち優遇でさらに豊かに」と訴え、国産の百万円以上の商品や、都内で十万円以上のサーヴィスを購入すると控除が受けられるようにすると訴えておられます。カネ持ちをターゲットにしている割には政策がせこいですね。
忠臣蔵義士新党なる党からは、小野寺こうきさんが出馬しておられます。義士の忠義と、敬愛と、孝養の精神を伝える。防災都市東京、防衛都市東京の実現を公約にしておられます。
いやはや、まるでクラス委員長選挙さながらの賑わいです。まさに東京の悪夢と言えましょう。
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