自分の軸は心の力の活性化
始めに
私が書いている記事は
AI、哲学、宗教、社会学、経営学、社員育成など
いろいろな分野に広がっています。これでは
何の専門なのか解らない
という感じを持たれた人もいると思います。
しかし、私の軸は
心の力の活性化
です。これに役立つと思い、色々な観点からnoteを書いています。
ここで
心の力
にこだわるのは
頭脳だけではない
という想いからです。
振り返り
高校まで
この発想は、高校生時代の成功体験があります。私は高校生時代に、カッパブックス等の自己啓発本を読み、色々と実践しました。一例を挙げると
加藤周一「読書術」
催眠術関連の書籍
精神分析の入門書
渡辺式の記憶術
禅の入門書
等です。特に、記憶術を実践したことで
覚えることに抵抗が無くなり
試験などで役立ちました。また、読書術では
難しい本が読めないときは
自分の成長を待つ
と言うことで、催眠術に関しては、シュルツ著・成瀬悟策訳「自己催眠」は難しすぎたので、色々な入門書を読み、自律訓練法を実践しながら、解る時を待ちました。
大学
その後大学に進み、コンピュータ・サイエンスについて、チューリングマシンの基礎から学びました。工学部ですから、物理学とその応用を学びました。特に力学や電磁気学の数学の力での展開、これは現在の西洋文明の成果を生んだ、大きな力です。こうした西洋文明の基軸になる、体系がしっかりした学問に触れたことは、幸いでした。
更に、学部の卒業研究と修士課程で、人工知能の研究に携わりました。その場で
知識のモデル化
等を学びました。
メーカーでの技術者
電機メーカーに就職した後は、マイクロプロセッサ応用機器の開発を担当しました。そこでは、技術動向の調査や、不足知識を学び、即座に物作りに活かすなどの経験をしました。またソフトウエアの標準化のために、大学で学んだコンパイラの知識と、モデル化の手法を使いました。
こうして
理論的知識を実用化で力を発揮
する経験を積むことが出来ました。
事務部門へ
その後、社員向けの技術教育を行っていた縁で、総務部の研修課へ異動しました。総務部は、事務屋の世界です。そこで
文書作成スキル
法律屋の論理展開
経済学的な因果関係発見
などの、新しいスキルを身に付ける必要がありました。はじめは、実務スキルを体系だって身に付けたのではなく、上司達の添削に合うように、試行錯誤を重ねていました。
しかし、その後
社会科学の方法論
法学の思考法
経済学の入門
等を学び直すことで、知識を整理することができました。こうして、管理職の仕事も出来るようになりました。
仏教と哲学との再会
その後、個人的には身内の不幸などがあり、仏教について、色々と考えるようになりました。そこから、法華経などのお経を読み、天台大師の摩訶止観や、弘法大師の即身成仏から、大乗仏教が解ってきました。
一方、西洋哲学に関連して、プラトンの「国家」などを読み直しました。そこで
西洋文明の根底にある
「洞窟の比喩」
にある
真実の神の世界は
人間は知ることが出来ない
を理解しました。
こうして、西洋文明の発想を知ることで
大乗仏教の衆生にも仏の智慧
の偉大さが解ってきます。
最後に西田哲学
さて、私は60を過ぎて、会社を定年退職後は、ブログやnoteに、色々と考えたことを書くようになりました。
そこで、西田哲学と出会いました。西田哲学は
大乗仏教の智慧を信じ
その中で
西洋哲学の論理を使う
と言う可能性を拓きます。
私は、現在は西田哲学の実用化で
心の可能性を拓く
可能性を探りたいと思っています。
終わりに
私が書くものは、色々と揺れているように見えますが
心の力の可能性を信じ引き出す
方向で色々と書いています。
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