西洋文明発想から自由に
私達は
西洋文明的な発想
の影響を、色々と受けています。しかも、危ないのは
この影響を意識していない
ので
悪影響対応ができない
状態にあるのです。
その中でも
進化論的発想
階層分割の行き過ぎ
は、色々な物事への対応を、誤らせることがあります。
例えば、社会組織について、今の社会学では
基礎的な集団である「ゲマインシャフト」
と
利害一致の機能による「ゲゼルシャフト」
があり
ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへ
と言う言葉が示すように
ゲゼルシャフトは進化
と言う考える向きがあります。私も、この発想に毒されていました。
しかし、現実に向き合うと
ゲマインシャフトにも
ゲゼルシャフト要素がある
場合はあります。
例えば
村祭り
を考えましょう。これは、村という基礎集団で、行われる祭りですから
皆が平等に参加できる
ゲマインシャフト
と考えるのが、社会学の発想と、思い込んでいました。
しかし、よく考えると
祭りの実行は色々な条件で選ばれた人
が行うのは、当然のことです。神輿を担ぐ、神に捧げる舞、祝詞の奏上など
必要な機能をしかるべき人が行う
ゲゼルシャフト
の要素が、昔から入っていました。
このように
西洋文明の偏見から自由
が、私の学び直しの、大きな要素です。
ゲマインシャフトとゲゼルシャフトについては
ゲマインシャフト(げまいんしゃふと)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)
を参考にしました。
また、このnoteは
いまこそ神道は「多様性」と「世界の宗教文化」に向き合う – 國學院大學 (kokugakuin.ac.jp)
に刺激を受けて、書きました。教えに感謝します。