4/1は世界の一部が眼鏡オジサンになる日:すず太郎ver.
「う、うぅ・・・、頭が痛い。割れるように痛い」
「そうか、昨日のストロングチューハイのせいか。調子に乗って5本はまずかった・・・。」
「早く片付けないと、子供たちが起きてきてしまう・・・。」
いつもの週末のはずだった・・・。
「ん?空き缶は?どこにもないぞ?」
「というより子供達は?(知らないお尻が1つだけ見えるのだが?)」
トントントン・・・・
ガチャ~ン!!!
トントントン・・・・
ガチャガチャガチャ!!!!
「何だ何だ?あのけたたましい音は????」
頭の痛みは治まらないが、3児のパパさんは起き上がり部屋の扉を開けた。
チチコ「パパおはよう♪」
3児のパパ「あ、お、おはよう」
チチコ「パパ珍しいね、寝坊するなんて。昨日飲み過ぎた?」
3児のパパ「あ、はい、少し・・・(誰だこの人?)」
チチコ「今さ~、味噌汁作ってるからちょっと待ってて。あと豚汁も作ってるから。」
3児のパパ「味噌汁と豚汁?W汁?」
チチコ「あと、今コーヒー入れてるからちょっと待ってて!!」
トントントン・・・・
ガチャ~ン!!!
トントントン・・・・
ガチャガチャガチャ!!!!
3児のパパ「(最後にコーヒーって聞こえたかな?それにしてもこの音量だと食器は何枚割れるんだろう・・・)」
チチコ「はいパパ、お待たせ~♪」
ビッシャビシャに濡れたマグカップに入ったコーヒー登場。
3児のパパ「あ、ありがとう(何でこんなに濡れてるんだろう?そして味噌汁と豚汁はまだなのか?」
チチコ「じゃあ食べててよ、私は眠くなったから寝るね~」
3児のパパ「・・・」
なんだったんだ?
味噌汁と豚汁は結局出てこないのか?
とりあえず出してもらったし、コーヒーでも飲むか・・・
あ、
なんだ・・・
急に睡魔が・・・
ZZZZZ・・・・・
L「ねえ、大丈夫?」
3児のパパ「ん?(頭が割れるように痛い・・・)」
L「大丈夫?凄くうなされてたよ。」
3児のパパ「あ、多分大丈夫(なんだろう、この包み込むような安心感。まるでエアウィーブで寝ているみたいだ。寝たことないけど。)」
L「良かった。もう少し僕の腕の中で寝るといいよ。」
3児のパパ「ありがとう。ところで君は・・・。」
L「いやだなぁ、急に。どうしたんだい?パパ君。」
3児のパパ「レオ君、君だったのか・・・。」
他の誰かに続く・・・。