べビが入院した話し⑨
入院最終日。計二泊三日。
というかこの記事も三日分書いたんか?って思いながら書いてます。
三日目の朝から点滴を外し、食事再開のべビ。
基本、機嫌が悪い点滴生活ともおさらばではありましたが、顔がパンパンでした。
ずっと点滴うってるとこうなるんだね・・・
二日前のげっそり感が嘘みたいで、安心しました。
しかも朝から怪獣のように騒ぐべビに回診の時間。白衣の人が3人もゾロゾロとやってきて、ベビのお腹を触ったり聴診器で音を聞いたり。
ギャン泣きもギャン泣きで、先生の一言。
「ははは、元気だね~♪
立派な太ももだね!!」
確かにうちのべビは産まれたときから大きめで、ムチムチしてました。
町中では、「まあ、よく肥えて・・・」とおじいちゃんおばあちゃんに声をかけられまくる人気者。
先生の台詞に思わずギャン泣きのべビを横目にニヤニヤした私でしたが、きっと先生は気を使って?くれたに違いないので、元気がでました。
ありがとう、先生。
そして本日無事退院決定なことと、今後は何か異変があれば、すぐにこの病院へ来ること。
そしたらすぐに対策もとりやすいので、と丁寧に説明を頂きました。
回診後しばらくして、点滴を外すために看護士さんがやってきました。
ベビはまたギャン泣き。そしてベビの若さを主張するような、抜針後の血液の飛び方・・・
今回の腸重積への処置は高圧浣腸でしたが、ベビの若さの余り、腸の弾力が凄くて先生達の手が押し返されたとかなんとか・・・
きっと血管もそうなのね。
だって全体的になんかこう弾けそうだもん。いつも。そこが可愛いのだけど。
絶食後の食事再開は、市販のキューピーの離乳食のりんごペーストみたいなのがこんもり盛られて出てきました。それだけでしたが、絶食後の胃の負担を減らすためだそうです。断食と一緒。
退院の時間までパパを待ちつつ、プレイルームに行ってみました。
ベビは興味津々でいろんなおもちゃを触っては動きの繰り返しで、久々に機嫌が良いような様子。
そこで出会ったお母さんと女の子も本日退院らしく少しお話しもできました。
あえてお話しした内容は書きませんが、うん。
やっぱり色んな病気や症状で入退院する子供達が多いんだなあって思うのと同時に、そのお母さんも言っていたけど、子供にとっての環境って?てこと。
子供時代なんてあっという間で、大人でいる方が長いのに。そんな貴重な時間を過ごせる病院の環境って、子供への影響は計り知れないわけで・・・
価値観に個人差はあると思いますが、今回ここの病院で良かったなあ、と思います。
子供が入退院して「よかったなあ」なんて言うのはどうかと思いますが、私も勉強・経験になった部分が大きかったです。
あまりにも良くして頂いたので、後日、病棟に差し入れをと思いましたが、禁止されているということでしたので、寄付しました。
もっともっと今よりも良い病院になって欲しい、そんな願いをこめて。