【30分note #6】行動力が上がる!パブリック・コミットメントの効果と実践方法
こんにちは、鈴木俊吾(すずしん)です。
「あれをやろうとしていたのに、ふと気づいたらできずに1日が終わってしまった…」
あなたには、そんな経験がありませんか?
えぇ、よく分かりますよ。
何かをしようと決意するものの、結局できずに終わってしまうことって結構ありますよね。
私もしょっちゅう経験していますので…。
人って、案外サボりがちですよね?
ただ、いつまでもサボってばかりだと何も成果を生み出しません。
人生で成功したければ、もちろん努力する必要があります。
では、どうしたらもっと頑張れるようになるのか?
そこで、私が今回提案するのが『パブリック・コミットメント』。
この手法を使うと、何もしないよりは圧倒的に実行力が上がること間違いなしです!
パブリック・コミットメントって何?
『パブリック・コミットメント』というのは、あなたの目標や約束を公の場で宣言することで、自分自身に対して目標達成をするためのプレッシャーをかけて、行動を促す心理的なテクニックのことです。
個人のモチベーションを高めて、目標達成の可能性を高めるのに有効とされています。
周囲の人に自分が達成したい目標を宣言することで、逃げられない状況を作り出します。
これにより、半ば強引に自分自身を目標達成に向けて行動しなければならないようにするのです。
これは『一貫性の法則』に基づいていて、人は自分の行動が一貫していると安心する性質を利用しています。
加えて、『他人の目』による監視があるため、一貫性の法則がより強く作用するようになります。
パブリック・コミットメントの心理的なメカニズム
『パブリック・コミットメント』を利用することから生まれる心理的なメカニズムは以下のようになります。
自己一致理論
人は一貫性を保ちたいという性質があり、公に宣言したことを守ろうとする傾向があります。
社会的圧力
他者からの期待や評価が行動を促進する要因になります。
認知的不協和理論
公に宣言したことと実際の行動が一致しない場合、不快感を感じます。
そして、その不快感を解消しようと、正しい行動に変えようとする傾向があります。
パブリック・コミットメントの実践方法
では、具体的にどのようにして『パブリック・コミットメント』をするのかについて解説します。
1.目標設定
まず、あなたが達成したい目標を設定します。
目標設定の際には、SMARTの原則に基づいたものが理想です。
SMARTとは、Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性がある)、 Time-bound(時間的な制約がある)の5つの要素からなります。
あなたの達成したい目標は、抽象的なものではなく具体的で、目標の達成度を計測でき、現実的な無理のない範囲で設定されていて、自分に関連していて、期限が設定されているものとなります。
例えば、ダイエットで言えば以下のようなイメージ。
期限を設定して、具体的な目標を数字で表現します。
✗:ダイエットをして痩せる!
◯:ダイエットで今から3ヶ月をかけて3kg痩せる!
2.あなたの目標を公に宣言する
あなたの達成したい目標が決まりましたか?
具体的な目標が決まったら、いよいよ公に宣言しましょう。
宣言する場所としては、リアルであれば家族や友人、オンラインではSNSやブログで公表するのがお手軽です。
宣言した目標は、どこか目の付く場所にメモしておくと良いです。
定期的に見返して、絶対この目標を達成するんだと決意しましょう。
3.達成状況の確認
定期的に目標の達成状況を確認しましょう。
今のペースで本当に達成できるのか?
できそうならこのまま継続、無理そうなら対策を考えます。
目標設定の時点で、実現可能な範囲で決めているはずです。
なので、正しい方法で行動すれば必ず達成できます。
諦めずにひたすら行動あるのみ!
まとめ
あなたには達成したい目標が何かありますか?
そして、それは達成できましたか?
「目標はあるけど、なかなか達成できない…」
「どうしてもだらけてしまって行動できない…」
そんなことになっていませんか?
そんな時は、今回紹介した『パブリック・コミットメント』のテクニックを使ってみましょう。
後には引けない状況になるので、行動力が爆上がりすること間違いなし!
私もだいぶサボりがちなので…。
『パブリック・コミットメント』を使って、行動力を上げていきますよ〜。
自分を追い込んで、最高のパフォーマンスを発揮したいですね!
ちなみに、宣言した目標を無事達成できたら、自己肯定感が上がります。
「自分はできるんだ!」という大きな自信になりますよね。
この成功体験をどんどん積み上げていきましょう。
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