衣類ロスを食い止めよう!家庭でできる対策9選
鈴六です。
ファッションロスや衣類ロスを聞いたことがある
そんな方もいるかもしれません。
鈴六のブログでは
よく出てくる言葉になりますよね。
日本で国内で1年間に供給される衣服は約35億着で
9500万トンのCO2排出
作るだけで排出量は「中小国の一国分の排出量に匹敵する」
日本はかなりの量のCO2を排出しているんです。
また、環境省の調査によると、家庭から手放された衣類のうち
約6割が可燃ごみとして処分されているそうです。
処分された衣類は、可燃焼却か埋めてられます。
その際にも、CO2をたくさん排出するので
アパレル業界は、作るのと処分のWで
環境に負担をかけるのがわかります。
衣類ロスの問題はアパレル業界だけではなく、
私たち個人でも取り組むべき大きな社会課題になっているのです。
では、具体的に私たち個人消費者ができることは
何があるのでしょうか?
ファッションロスや衣類ロスを食い止めるための
家庭でできる対策を紹介していきます。
明日からできるものもありますので、最後まで読んでみてくださいね!
家庭でできる衣類ロス対策
家庭や個人でできる対策を
「買う前」
「使っている最中」
「手放すとき」
3つのパターンから見てみましょう。
買う前に意識すること
本当に必要か、自分に聞いてみる
服を衝動的に買ったことありませんか?
クローゼットの中の服で「使っていない服はないか?」
服を買うときに約64%の方が
クローゼットの中の状況を把握できていません。
服を買うときには、本当に必要か?と自分に問いかけてみることで
着ないまま捨てることもなくなります。
アップサイクル品や衣類ロス対策をしている会社のアイテムを選ぶ
近年では、アップサイクルや衣類ロスに
力を入れた製品が増えています。
このような商品を購入することで、
従来の商品を買うよりはCO2削減に繋がります。
※下記アップサイクル製品を制作販売されている方々を引用させていただきました・・!
アップサイクルな天然の香りを楽しむ【KUSURASHI】|AGOG (note.com)
【古家具 アップサイクル】なぜ壊れた物も買い取っているのか|(note.com)
ワタシが着物リメイクを始めた理由|ふじ商店 (note.com)
先のことを考えて買う
せっかく買ったのに、着る機会を迎えず
タンスの肥やしになっては、もったいない!
買った服に着る機会があるのか?
長く着続けられそうか?
買う前に考えてみましょう!
一度考えることが大切なんですね。
使っているときに意識すること
使っている最中でも
ちょっとしたことを意識するだけで
環境にやさしい取り組みが可能です。
こまめにメンテナンスし、長持ちさせる
衣服は使っている素材によっては、濡れたまま放置すると劣化が進んで
すぐにダメになったりします。
また、汚れていないのに
着るたびに服を洗濯するよりかは
2~3回に1度洗濯する方が
衣服の生地が伸びず、長く着続けられます。
購入したアイテムによって
適切なメンテナンスをすることで
衣服も長持ちして、環境負荷が減らせます。
服を1年長く着ることで、
日本全体として4万トン以上の廃棄量の削減に繋がります。
ほつれや穴ができたら、補修してみる
少し破れたら捨てるのではなく、
刺繍をしたりワッペンで穴をふさいだり
ほつれた部分は縫って、補修することで
さらに、服に愛着がわいて、長く使いたくなるはずです。
手放すときに意識すること
長く使っていれば、色があせたり
どうにもできないダメージがついたりします。
しかし、ゴミに出すまえに
一度立ち止まりましょう!
リサイクルショップに持ち込む
古着などの買取を行ってくれる
リユース・リサイクルショップは増えつつあり
あなたの地域でも古着を買い取ってくれるお店を探してみましょう!
また、一部アパレルメーカーでは自社商品に限り、
着なくなった服をリサイクル品として回収するシステムを設けています。
たとえば、ユニクロや無印良品、ユナイテッドアローズなどです。
バザーやフリマアプリで出品してみる
服を服として再利用し続けることが、
最も環境に負担をかけずにできる方法です。
また、実際に自分の愛着のある服が
誰かの手に渡るとこを見られるのでうれしい気持ちになります。
寄付してみる
古着を回収している団体やショップに寄付する方法をご存じでしょうか?
海外で新しい服として生まれ変わったり、
各団体で様々な取り組みをしています。
古着の寄付はクローゼットもスッキリし、社会貢献もできて一石二鳥!
古着リサイクル業者に持ち込む
リサイクルショップでは買い取ってくれなかった衣類
フリマに出品したけど売れなかったもの
どうにも落ちない汚れやダメージがなければ
古着リサイクルのプロ業者へ持ち込む
鈴六では、持ち込まれた古着は基本無料で
引き取らせていただいています。
※古着の回収について詳しくはコチラ
このような古着のリサイクル業者は、
古着を有効的に活用できる場所です。
ひとりひとりの取り組みで変えていこう
今回は、衣類ロスにたいして個人でもできる対策を9つ紹介しました。
買う前、使っている最中、手放すとき3つの視点から
解決策をご提案。
少しの心がけや意識で1枚を長持ちさせたり
たくさん服があるのに、ついつい衝動買いしていた方は
一度、本当に必要なのか?自分に問いかけることで
本当に必要な買い物ができ、お財布にもやさしい。
私たち自身にとってもプラスなことが多いのです。
この取り組みが、たくさんの人に広まり
実践していくことでCO2の削減に貢献でき
地球環境にやさしい取り組みに繋がります