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ソシャゲに関わるお仕事から自分が得たもの

写真はめちゃくちゃ可愛い猫ちゃんだったのでお借りします。私も猫飼いたい。

それはさておき、今の私の職業はソシャゲのデバッガーです。もうすぐ辞めます。

突然何か、と申しますと。
今のお仕事を業務請負でしているのですが、頂けるお仕事が極端に減っているため、現在就活中なのですが、なかなか年齢(そんなに若くない)や子供が居たりで正社員の就職が厳しい昨今、私ももれなく正社員雇用が厳しく、とりあえず来月から全く異業種の派遣雇用で仕事しながら、ゆるりと今後のことを考えてみようかなって思っているのです。

で、今まで7年半くらいソシャゲに関連した仕事をしてきたのですが。その中で私はいったい何をその時間で身に着けてきたのかなあ。という棚卸をしてみたいと思います。

まず、ユーザーサポート。
某有名ゲームSNSのユーザーサポートから、ソシャゲの世界に入ったのですが、ここで何ができるようになったか考えてみると、

・ユーザーからのお問い合わせ(メール)の対応ができるようになった

メールだと、どんな暴言も軽くいなせるスキルが身に付きました。メールだと何にも怖くないです。一歩離れてみることができるので、どんなことも常に冷静です。これが電話だときっとあわあわして大変だと思います。世のコールセンター勤めの皆様お疲れ様です。

んで、お問い合わせを受けると、結局ソシャゲってどんな人がやっていて、どんな層がどのくらい課金するかしないか、見えてきます。だから、

・ユーザーのタイプごとにどんな展開を仕掛ければ課金してもらえるか、想像がつく。課金システムの提案ができる

ってのも身に付いたスキルなのかなー。とぼんやり思います。後は、

・仕様書をみて、やってくるお問い合わせが想像できるので、それに合う切り替えしを予め作成しておける

これもスキルと言えると思うのです。ユーザーサポートの仕事って、社内のいろいろと勿論つながりがあるので、結果としてソシャゲ全体のことが見えてくるんですよね。

そのあとで、今のデバッガーの仕事を始めたのですが、結局デバッガーの仕事でもユーザーサポートで培ったスキルがすごく役に立っていました。

・ユーザー目線でのデバッグが、企業目線でも可能

企業目線、とは「お問い合わせに直結するか」「会社の不利益と直結するか」です。
ユーザーサポートからどうしてデバッガーの仕事を選んだかというと、「自分でデバッグをしたかったから」というのがあったからです。

ユーザーサポートをやっていて、お問い合わせに不具合報告がよく来るのですが、その内容が明らかにデバッグ不足からなるものが多くあり、私は常々「最後のフリーチェックだけでもいい、自分たちにデバッグの仕事を回してくれないか」と言っていたのです。
しかし、デバッグは外注だったということが分かり、一体デバッガーは何をしているんだ・・・?という疑問が湧いたのです。

家庭の事情から引っ越しがあって、ユーザーサポートの仕事ができなくなり、その後デバッガーの求人を見つけます。そこで、前々から上記の疑問を抱いていた私は、ここからデバッガーの仕事を始めるようになりました。

デバッガーの仕事は、いろいろな人がやっていました。ユーザーサポートに問い合わせがくる理由も大体分かりました。私はここで、お問い合わせが減るためのデバッグをしようと決めて、今日まで仕事をしています。
他のスタッフと視点が違うデバッグが行えるので、検出する不具合もバグレポも一味違うものになりました。

こんな感じのソシャゲ職歴でした。
後は普通に仕事してたら身に付くような、
・PC操作(GoogleドライブとかExcel、パワポも資料作りに使ってた)
・新人研修
みたいなことも身に着けて、全体を見ると、

ゲームプランナーとかもできそう・・・??

とか思ってみる。ゲーム作ってみたいけど、自分一人では難しいので「こういうの考えたから一緒に作ろー」って感じで作らせてくれる会社ないかな・・・。
アイデア出しは得意だし、今もこんなソシャゲあったら面白そうだなーっていう素案をぼんやり持ってたりして。

来月からは異業種だけど、パソコンからは離れないし、電話応対で怒鳴られる練習(!)もするかもなので、ユーザーサポートやヘルプデスクサポートとかもまだ視野に入れつつ、神奈川東部界隈での転職を考えていく次第ですね。ゲーム業界にまた戻れたらいいな。

とりあえずできることを頑張ろう!


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