映画素人の初心者批評 #ライトハウス編
映画素人が、素人なりに批評する個人的な感想日記。
日付が変わりましたが、本日「ライトハウス」という映画を観てきました。
自分は今まで映画館で映画を観る習慣が無かったのですが、ここ数年はわざわざ足を運び観ることが増えました。
見始めてから面白いなぁと思った映画は「TENET」です。これがクリストファーノーラン監督の映画との初めましての初対面。まあ面白い面白い。逆行の世界がどうのとか、言葉で説明するのは難しい映画なのでこれは勝手に見てください。1回目はポカーンと何が何やらでバンバン話が進んでいきますけど、流れに身を任せると話のテンポの良さが心地よいです。
ただ、見て若干の後悔をした映画もあります。「ミッドサマー」これはもう不気味というか心地が悪い・・・宗教の怖さと言うべきか、洗脳の恐ろしさと言うべきか、人間の弱さの本質なのか。話が進むにつれて受け入れ難いと認識してはいるものの、怖いもの見たさなのか好奇心なのかその結末がどうにも気になってしまう不思議な映画でした。
さて「ライトハウス」という映画ですが、簡単に言うと灯台を管理する二人の男の話。
そんな映画とさっきの話、関係ないようで関係がある!
今回のこの「ライトハウス」の制作はA24という「ミッドサマー」と同じ制作会社が作った映画で、主演は「TENET」に出演していた"ロバート・パティンソン"なのだ。
つまり観るしかねぇ!
って事で、ようやく感想。
※以下、ネタバレ含む
と、言ってもなのだが。
マジで率直な感想として何がどうなった。
この映画は最初から最後まで白黒のまま話が進んでいきます。あまり白黒映画には馴染みがなかったので、何をしているのか何が起きてるのか何を見ているのか理解する頃にはどちらかがおかしくなっています。
灯台を長い間守っているオジサンと、そこにやってくる新人の若者の二人きり。
まあこんな状況って普通の人は経験ないからそんな事でおかしくなるか?って思うんだけど、抑制するものが大きくなればなるほど内に溜まるストレスみたいな物が溢れてしまうのかと。
とか、真面目に考えるんだけどおかしくなってる描写がどこからどこまでなのか。本当にわからん。多分次見てもわからん。考察も色んな人の色んな角度から様々あるので一概には言えないけど、映画素人の感想としては分からないを分かる必要は無いのかなと、雰囲気で感じとる。これでいいと思います。これだけでもこの映画の狙いに刺さると思います。
1回目の映画批評がわからんばかりで申し訳ないが、映像表現というのか演出は本当に凄いと思う。胸の中を抉ってくる嫌な不快感。これは出そうと思っても出せる物じゃないよ。「ミッドサマー」は個人的には狙った不気味さがあったけど、「ライトハウス」は苦しいぐらいに凝縮された一滴の水を舐めるような映画でした。
オススメはしますが、自己責任で。
点数は78点ぐらいかな。星なら3.5ぐらい。
また次回。