首を切り落とした絵を服にしたヨウジヤマモト。それを着た斎藤工さん。
GQ japan 3月号に、ヨウジヤマモト x 内田すずめ ロングシャツが登場しています。なんと、俳優・映画監督の斎藤工さんが着用下さいました。
ダークなリップとウェッティな前髪がたまらん。ヤバい香りが匂い立つというか、映画の登場人物だったら絶対事件に巻き込む側の役でしょう。普段は甘いマスクなのに、こんなモデルもされてしまうんですね。すごい。
原画はこちら。
↑「ゆりかご」内田すずめ 紙、鉛筆、アクリル 2019年
生まれ変わりたくて、自分の顔を入れ替えてしまいたくなったりしません?私は前向きな気持ちで自分の首を切り落とした絵画を描いているよ。自分で自分を生まれ変わらせるんだ。
↑「ハッピーバースデー」内田すずめ パネル、油彩 2018年
よくヨウジヤマモトさんはこのような絵(白黒の方ね)を服にしてパリコレで発表してくださったな!そしてGQで着て下さった斎藤工さんもすごい!
さて、ヨウジヤマモトのメンズラインは下記のように説明がされています。
山本耀司の考える男性像は、社会の模範に縛られることなく、自由な精神を持つ『何者だかわからない』男たち。ダンディでありながらどこかコミカルなユニークさが漂っている男たちです。
斎藤工さんはまさにそのど真ん中な気が私はしていて。ドラマ昼顔の先生役が有名でらっしゃるけど、LiLiCoさんへの壁ドンは鬼気迫るものがあったし、忍足だし、ピットインでコントするし、映画MANRIKIでは目がイッてるし、かと思えばblank13みたいな切ない映画も撮られるし、どれが本当の斎藤さんなんだかわからなくて妙~に気になってしまう。目が離せない存在です。
ただ一貫して映画への情熱が激熱な方なので、全ての体験を映画に注ぎ込んで行かれるのだと感じています。(シネマバードという移動映画館を立ち上げて、被災地から北海道から沖縄までまわられています。劇場への愛。)
はあ、幸運な機会だった...。ヨウジヤマモトさん、斎藤工さん、GQさん、関わられた全ての皆様に感謝です!
2018年にFIGARO japonに掲載頂いたポートレートはこちら。斎藤さんの撮るポートレート、かっこいいのでぜひご覧ください!
何着ても画になっちゃうんだな
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私は作品を通じて「生きながら生まれ変われる」ことを証明したいのです。そのためには「命のありか」と「心のありか」を解き明かさなければなりません。2020年は自分の子宮の音を録音する予定。いつか子宮コンサートを開きたい。頂いたサポートはそれらの研究費用とさせて頂きます!