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久しぶりに少女と鳩の肖像画による展示が開催されますので、お知らせさせてください。 今回の展示タイトルの「消えない星」は、いつまでも心に輝く「忘れられない思い出」のイメージでつけました。 タイトルを決めた後に気づいたのですが、宇多田ヒカルさんの道という歌にも同じワードが登場します。 黒い波の向こうに朝の気配がする 消えない星が私の胸に輝き出す 悲しい歌もいつか懐かしい歌になる 見えない傷が私の魂彩る 大切なものほど目には見えなくなってしまう。だからこそ、いつまでも胸に
今年はヨウジヤマモトさんとの仕事が一段落してから、ずっと少女を描いている。一足早く歌人の野口あや子氏と画商さんにお見せしたところ、ふたりとも「思ったより幼い!」「若い!」という反応だった。まあそうだよね。こうまであどけない少女は描いてこなかったもんね。 話は変わるが、私が生まれて初めて感動した絵画はルノワールのルグラン嬢という肖像画だ。 8歳の時に母に連れられて行ったブリヂストン美術館で対面した作品。あまりの愛らしさになんで絵の具とキャンバスだけでこんなに人を可愛く描けて