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スマホと首と声と

首がいよいよ危なくなってきました。

あ~これは比喩じゃなく、本物の首のことです(笑)今日はその私の首と、デジタルデトックスのその後について書きたいと思います。


スマホと首

5月あたりに気づいたら首が痛くて、寝ても痛さで目が覚めたり、毎朝痛くて痛くて辛い…というのがつづいて、鍼灸に通い出したんです。

それでとりあえずましにはなったけど、やっぱり基本的には痛みは全快せず…。痛いと疲れるし、やる気もなくなるし、凄く痛いと考えるのもイヤになる。だから痛みがましな時に、何がいけないのか、どうすれば治るのか…と考えてみたところ、いくつか思い浮かんだことがあって、そのうちの1つがデジタルデトックスに繋がったんです。

前回も書いたけれど、私が使っているスマホはGalaxyのS23 ULTRA という、画面が大きい機種。とりあえず簡易的なものだけど、カバーもつけてる。このスマホが重い訳ですよ。

私は9割8分、スマホを使う時は左手で持ってる。そして今となっては、主婦という名の無職な私はスマホばかり見てる。筋力がある人にはわからないかもしれないけど、左手で持ってスマホを見ていたら、段々と首の左側が痛くなってきて、そのうち振り向きづらくなって、最終的には左手に痺れも出てきました。

1日の話じゃないですよ、長い月日でのことです。でもS23 ULTRA に機種変更してから、ひどくなったかな。私の筋力低下や、スマホ利用時間が増えたせいもあると思うけれど。

で、私はなるべくスマホを手で持たないようにして、何かに置いてスマホを見るようにしてみました。最初のうちはそれでよかったけれど、そうこうしてあるうちに、今度は首の後ろ側からはじまり、前側まで痛くなりはじめました。

鍼灸の先生曰く、人間の頭はボーリングのボールやスイカみたいな重量があって、首の骨の上にのっているからこその首の筋肉の状態で、基本的には上下左右に向いたり、振り向いたりするためにできてるのだそうだ。それが下を見つづけているとなると、振り向くために使われる筋肉が、その重量を支えることになるから、筋肉が疲弊してしまうんですって。

しかも「首下がり症候群」というものもあるそうで…。これは完全に首から背中を繋げる筋肉の筋力が低下することで、頚椎の骨と骨の間が開いてしまって、首が下がりっぱなしになってしまうという現象。

その首下がり症候群の症例を読んでいたら、私に起きていることがそっくり。下がりっぱなしになる前に医療機関に受診を!とのことなので、来週整形外科に受診する予定です。

スマホを手で持つ恐怖に、うつむいていることが長い恐怖。そんなこともあって、スマホを軽量のものに変えたり、使う時間も気をつけなきゃ!と思った訳です。

スマホと首と声と

実は私、7年程前に声帯萎縮が起きて、通院していたことがあります。若い頃から大きな声でよく喋り、立ち話をはじめたら3,4時間は当たり前。バンドをやっていた時も、生ドラムに負けない声と言われ、カラオケではマイクいらずでした。

それが長きに渡ったPTA活動が終わるやいなや、あまり人としゃべる機会がなくなり、その頃には子どもに向かって叫ぶ必要もなくなり、アレルギー性鼻炎がひどくなってきてうたうこともなくなり、気がついたらしゃべると息切れするようになりました。

静かな場所で2人で話すくらいの状況ならば、わりと大丈夫で、たぶん人からも気づかれない程度だったけど、ちょっと周りが騒がしかったり、数人で話すと(距離がある程度あるから)、段々と声が小さくなるし、最終的には酸欠になる感じでした。

最初は気のせいかな?からはじまって、次にアレルギーのせいかな?と思いました。でもカラオケに行って、おかしいな~って思いました。久々のカラオケだから声の出がいまひとつだ…というならば、高音や低音が前より出ないって感じですよね。私の場合、高音も低音も出るのに、喋ってる声のやや高いくらいの音が全く出なくなった…。

で、通っていた町医者さんに一生懸命伝えたけど、異常がないと。でもあまりにも食い下がったから、じゃ~専門病院に行ってみますか…となり、声帯萎縮の診断がやっと出ました。この間に1年半費やしました。

診断が出て、専門スタッフのリハビリも受けて、元に近い状態に戻りました。

しかし、新型コロナ到来で自宅にひきこもったことで、また声帯萎縮への道がはじまってしまったんです。

以前より年取ったせいか、状態がひどい。出ない範囲も広くて、うたえない曲が増えたし、人と話していると声が裏がえることもあるし、声が震えるんですね。そしてとにかく疲れる。また通院しなければ…リハビリしなければ…と思いつつ、早数年。もう人と小声で話せばいいか、歌も疲れるだけなんだから歌わなくていいか~とまで思いはじめるくらいにまでなりました。

でもやっぱり歌はうたいたいしなぁ。

それに人と話すのも、とにかく大変になってきていて、既に気が重い粋に入りつつあってね。(そう見えないと思うけど)

とにかくこれ以上衰えたら、話さなくなるんじゃないかと思うくらいになって、それはまずいかもな~ということで、以前通っていた専門クリニックに、今週からまたお世話になっています。

実際に診てもらったところ声帯萎縮はあるそうで、リハビリもはじまりました。だけど、どうも声帯の状態と私の現状に差がある。今回は前回と違う感じの声の出しづらさと、違和感があるんです。と思ったら、それは首の筋肉や筋の問題らしい。首の筋肉が凝ってかたくなると、声を出しづらくなるんだそうで…。

要は今回の私の状態は、首の内外全部ということ。前回より大変だな。

しかも上咽頭の炎症があるそうで、これがまた喉の痛みはもちろん、首こりにも関係あるらしい。ということで、上咽頭擦過療法(Bスポット治療)もはじめました。(声のクリニックで)

要・健全な社会生活

鍼の先生からは、また踊ったりした方がいいと言われ、声のリハビリの先生からは、人とまた話したり、うたったりした方がいいと言われた。

でも自宅はマンションで、部屋は1階じゃないし、壁も厚くないことを考えると、踊ったりうたったりするためには、どこかに行かなきゃいけないから、お金がかかるんですよね。無職には辛い。

そして人と話しなさいと言われても、今の家のそばには友人もいなければ、ちょっとした知人さえいないから、立ち話することすら皆無な環境なんですよね。

お金を得るにしても、誰かと話すにしても、スマホをあまり見ないようにするにしても、解決方法としては働くことなのかもな~と、最近よく思います。頭を使い、体を動かし、人とコミュニケーションを取ることで、ある程度の健康を維持できるのかも。(ストレス問題はあるかもしれないけど)

デジタルデトックスする!ゲームは好きじゃない!といいつつ、Nintendo Switchの「ヒューマンフォールフラット」と「あつまれ どうぶつの森」を5月からやっています。

ヒューマンフォールフラットは、子どもたち(といっても、とっくに成人)との協力プレイが楽しくてはじめました。

どうぶつの森は、他にやってる人を知らないから、完全に単独プレイ。自然界の産物からお金を得たり、育てて、そこから何かをつくって、それを売ってお金を得たり。誰かのためや、島のために、純粋にがんばったり…。やるたびに「基本だよな~」と思う。

私のどうぶつの森は、部屋も島も全くゴテゴテしてないし、洋服も着の身着のまま。必要な分だけ働いて、島の雑草をとってきれいにして、海や、花がそよそよしているのを眺めてたりしつつ、島の人たちとコミュニケーションとったり、海で泳いだりしてる。化石はお金にしないで、ちゃんと寄贈してる。

本当はそんな暮らしをしたいんだろうな。

最後に…。

雇ってもらうには既に厳しい年齢だし、近い将来のことを考えても、自営業かな~と思うので、その手の本を読んでます。

私は奉仕心旺盛に見られがちというか、低く見積られがちで、それによって自己肯定感がかなり下がってしまったから、そこを回復改善させることが大前提。

あとは、急に進んだ老眼と、元からの視力の悪さで、全部がよく見えるコンタクトレンズはないと思って諦めてください…と言われてしまったことがネックかな。やっぱり目の見えが悪いのって、以前より制約がある。

さらに首のせいで手に痺れがあるから、細かい作業をあまりしたくなくなった。静脈瘤のせいで長く座りつづけることもできないね。集中力は今でもあるんだけど、もったいないね。

スズメベースで占いをやっているお2人は、自分の人生や年齢、本業を考えて、逆算して占いを習いはじめたらしい。私ももっと前にはじめておくべきだった!と、最近よく思う。でも今日からの人生の中で、今日が1番若いのは間違いないから、今からでも遅くないね。まぁ体調不良はあるけども。

あと、外界に出なきゃダメなんだとは思ってる。暑さと立ちくらみと自律神経と相談かな。

つくりもののような青空

最近「暑いと思うから暑いんだ」じゃ済まない暑さだから、自律神経失調者には本当に辛い。なんでこんなに弱っちゃったんだかねぇ。(実際に会うと、たぶん普通なんだけどね。持病なんて、案外見かけじゃわからないものだよ。)

東京三鷹生まれの三鷹育ち。自分の居場所を求めて富良野、京都、東京多摩地区を転々としたのち三鷹に戻り、以降ずっと三鷹に在住。2016年2月、本好きと、長く続いた居場所探しの経験を活かし、地元でゆるい感覚のまちライブラリーをスタート。ひっそり人好き。地域クリエイター。