鬱・不登校と心の弱さ

『ウツは甘え』
『子どもの不登校は親のせい』
『本人の弱さのせい』

これらの事を言うと、
批判されるでしょう。
SNSでは、
炎上する事も多々あるでしょう。

でも・・・
『社会の仕組みが悪い』
『学校教育に問題がある』
『会社の上司が!!』

と、叫んだところで、
その社会の中で生きてくしかない。

これは、事実です。

すべて諦め、我慢して、
社会や学校になじめばいい

と、言いたい訳ではありません。

自分に合う居場所を探し、
見つけた!!と思っても、
問題はあるものです。

人の気持ちや感情は
常に変化するもので、
環境による影響が大きい・・・

そして、
人と関わらずに生きていくことは
絶対にできません。

ということは、
『弱いまま』
では、ダメなのです。

では、ここで・・・
『強さ』『弱さ』
とは、何でしょう?

困難に立ち向かい、
上手く乗り切れる人が
強い人?

人間関係に悩み、
繊細な人が
弱い人?

何が強さで、何が弱さでしょう・・・


私が考える『強さ』『弱さ』


自分の愚かな部分も、
受け入れる事ができ、
柔軟な人が強い人

自分の愚かな部分を、
拒絶し受け入れず、
頭が固い人が弱い人

人には必ず
良い面、悪い面があります。

それは、みんな知っているし、
分かっているはずです。

『あなたのそういう所が
 原因では?』
と言われると、
『私のせいじゃない!』
と言いたくなってしまう・・・
これは弱い人です。

人からの指摘を、
『そうかもしれない
 自分にはそういう所があるのかも?』
と、聞き入れて、
考えてみる事が出来る人。
そして、改める勇気のある人が、
強い人です。

弱い人のままでいいのでしょうか。

不登校を学校や誰かのせいにし、
ウツを会社や世の中のせいにし、
最後は
病気のせいにする。

今は、
発達障害やHSPなど・・・
生きづらさを、何かのせいにでき、
それが常識になりつつあります。

『鬱は甘え!』
『不登校は親のせい、
 そして、本人の弱さのせい!』

なんて考え方は
古いと思われるでしょう。

『多様性の時代』
ですからね(笑)

多様性の時代というのに、
生きにくい人が多いのは
なぜでしょう?

本質は何も変わっていない
ということです。
『多様性』という言葉で
本質が見えなくなったのかもしれません。

これが、
今の社会の現実です。

これを受け入れないから辛い・・・

自分の周りがどうであろうと、
自分自身の事を
しっかりと見つめていれば、
乱されることはありません。

悩む時間も短くて済む。
そして、
悩みが悩みじゃなくなります。

この、考え方を取り入れて、
子どもを育ててください。

子どもは親の影響を受けて育ちます。
考える方向も角度も
親と同じになる可能性が高いです。

だって、生まれた時から
親を見て育つんですから、
当たり前ですよね。

親は子供を
無意識に洗脳しながら
育てている事を
意識しているか、していないか、
で、大きく違います。

強い人になってください。
自分自身を受け入れ、
変わる事を恐れない人が、
強い人です。

今、自分が弱い人だ・・・
と思うなら、
その弱さも受け入れて
自己分析をし、
根底まで深掘りしてください。
そこから始めればいい。

自分の愚かさを見つめる事は
痛いかもしれません。
でも、
変わるには、痛みを伴います。

その痛みも分析し、
客観的に自分を見つめてください。
今の自分の思考の外側から
自分を見るのです。

メンタルは鍛える事ができます。

私も弱い側の人でした。
でも、変われます。
だから、伝えたい。

ちょっと長くなったので、
後は
本達にバトンタッチ・・・(笑)



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