赤ちゃんに飲ませるビタミンDの間違った理解
ドイツ在住の子育て中や出産後の方向けの情報です。
出産後、病院から赤ちゃんに飲ませるビタミンDが処方されますが、哺乳瓶か授乳でしか栄養を摂取できない新生児にどうやって与えてますか?
恐らく看護師さんから口のそのまま放り込めばいいのよ、とアドバイス受けてるのではないでしょうか?
実はそのまま与えるのは危険で、錠剤を溶かして与えるのが安全です。
例えば、母乳や粉ミルクを少量溶かしてスプーンで与えたり、哺乳瓶でミルクを与える際に溶かして与えたりするのが正解のようです。
ちゃんと飲み込めるのか、のどに詰まらせたりしないのかどうしても疑問で産院の看護師や助産師、健診時の医師にも何度も相談しましたがあまり取り合ってもらえず。
ハイハイ、飲ませたらいいのよ!というあしらい。
いえいえ、詰まらせないかが気になってるんですけど、とどんなに伝えても相手にされず。。。
そんな質問する人がいないのでしょうか?
産院の看護師さんたち(一人ではなく複数!)は皆同じように
「口にそのまま放り込めばいい」
「口の真ん中でなく、右か左に置いてそのままミルク飲ませるか授乳させたら溶けるから大丈夫」
とのこと。
本当に大丈夫なのか気になりながら産後の体調が悪く、ビタミン剤に添付されている製薬会社による注意書きをゆっくり読めてなかったのですが、後で読んでみるとしっかりと服用方法の注意が。
「絶対に乳児やこどもにそのまま服用させないこと。」
「乳幼児には必ずミルクで溶かして与えること。」
と太字で記載されてました。
また、錠剤が不安な人のために液体のビタミンDも手に入りますが、一滴の容量がきっちり計れないので体の小さな乳幼児には錠剤のほうがよいそうです。
液体(オイルのような濃厚なもの)も利用してみましたが、確かに毎回の一滴の量にムラがあります。
納得です。
生産者である製薬会社の注意書きを呼んでも過剰摂取すると危険、との喚起もあり、不安になりました。
なので私は母乳を少量搾乳したものを小皿にいれ、砕いた錠剤を溶かしてスプーンで与えてます。
ちなみに、まだ赤ちゃんが座れない時期だともう一人誰かに抱っこしてもらう必要があります。
日本では考えられないことですが、医師や看護師の言うことを何でも鵜吞みにしないで自分で調べることの大事さを改めて実感した出来事でした。
周りの出産した友達に聞いてみても同じことを医師や看護師から説明受けたそうなので、ここに備忘録、参考までにシェアしておきます。
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