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012幻術士と自然

🐤はじめに

 FF14メインクエストのプレイ日記です。

 今回は、幻術士ギルドに入門します。

※ネタバレがありますので、ご注意くださいませ。

・幻術士ギルドの歴史

 レベルがサクサクと上がるので、気になっていた幻術士も始めてみることにしました。
 杖って、これぞファンタジーの醍醐味!って感じで、テンションが上がりますね。

 幻術は、元素(土、風、水)の力を借り、生命の守護と癒しを司る魔法です。

 それらの魔法は、太古の昔から、エーテルを操る才に恵まれた者たち、すなわち魔道士によって用いられてきました。

 550年以上前、当時の人々は、森の精霊に受け入れられておらず、「ゲルモラ」という地下都市を築いて、隠れ住んでいました。

 彼らは、黒衣森に住むことを認めてもらおうと、精霊との意思疎通を試みました。
 ちなみに、精霊は、純粋なるエーテルであり、元素の塊ともいえる存在です。
 50年にわたる試行錯誤の末、魔道士たちは精霊との対話に成功し、黒衣の森にグリダニアが築かれました。

 以来、精霊は、魔道士たちを通じて、グリダニアの民に自然との調和を教え、導いてきました。

 その中で、より高度な元素の操り方や、生命への働きかけ方を、精霊から学んだ道士たちが、古き魔法を「幻術」と発展させていきました。


 ギルドマスターは、道士でもあるエ・スミ・ヤンさん。

 幼そうな見た目ですが、めちゃくちゃ強そうなオーラが出ています。

 ギルドマスターは、幻術士ギルドへ入門する心構えを語ります。
 まず、幻術士の神髄は、単なる癒し手でも、破壊者でもない。魔法を駆使して友を補佐し、その力を最大限に引き出すことだそうです。

 また、幻術とは、決して私のためだけに存在する力ではない、自然を知り受け入れる努力が必要だと忠告します。

 幻術は、生命に働きかける魔法。
 だから、半端な気持ちで臨むことはできませんが、仲間を助けることができるのはとても憧れるので、強いヒーラーさんを目指したいと思っています。

 まずは、ひとりの幻術士として、あなたを取り巻くものに触れることから始めましょうか。
 さあ、目をお開けなさい。大きく息を吸いなさい。
 あまねく無数の生命を感じなさい。
 杖を取り、あなたの魔力を紡ぐのです。

・シルフィー

 自然の力を知るために、黒衣森で修行をします。

 まずは、「土」の淀みを浄化することから始まりました。
 「土」は、幻術士の基礎、ほかならぬ土台だそうです。

 淀みとは、本来の姿を捻じ曲げられた自然の姿です。
 それを鎮めることにより、自然はあるべき流れを取り戻すことができます。


 その様子を、少女「シルフィー」がじっと見つめていました。

 シルフィーは、癒しの魔法にかけてすばらしい才を持った幻術士ですが、自然に触れることから逃げているそうです。

 ギルドマスターも彼女のことをとても心配しています。
 なぜなら、幻術士と自然は切り離せない関係であり、自然を知らないまま力を使い続ければ、必ず歪みが生まれるからです。

 シルフィーの表情は、何だか悲しくて辛そうに感じます。

 ギルドマスターは、私とシルフィーの出会いが、精霊の導きによるものかもしれない、と少し期待をしてくれています。
 彼女の力になってあげられたら嬉しいです。

・自然を知ること

 自然を深く知るため、森に発生している「淀み」を浄化していきます。

 まずは、風の淀みを浄化します。
 浄化のとき、「風」による傷が身に直接刻まれました、
 その傷は小さいでですが、長い間身を苛むことを知り、「風」の力を体感します。

 自然を深く知る、という修行方法について、シルフィーは批判的です。
 彼女は、自然を知らなくても、幻術は使えると主張します。
 そして、「レイズ」の魔法も使えるようになったと誇らしげに言います。

 それを聞いたギルドマスターは、もしレイズを使えば、シルフィーから「幻術士」の名を剝奪すると強く注意します。
 このままではシルフィーは、彼女の母親のようになってしまう…と恐れているようです。

 シルフィーのお母さんに何があったのでしょうか?


 続いては、水の淀みを浄化します。

 水はその流れで生命を運びます。例えば、木が大地の栄養を吸い上げ、枝葉のすみずみへと巡らせるためには、水は欠かせないものです。
 反対に、その流れがうねり、荒れ狂ってしまうこともあります。

 そんな自然の様々な面をきちんと見つめ、知る必要がある、と教わりました。


 修行中、「魔物が突如押し寄せて暴れており、負傷者が出ている」という知らせが入ります。
 怪我人の治療へ向かうと、そこにはシルフィーの姿がありました。

 シルフィーは、怪我人の治癒をしていましたが、無理に魔法を使っているせいか、苦しそうにしています。
 その様子を見たギルドマスターは、「これ以上、癒しの力を使ってはならない。命を落とした母親と、同じ過ちを繰り返すことになる。」と言いました。

 ギルドマスターの言葉に反発するシルフィーですが、無理をしたせいで魔法が使えなくなってしまいました。

 シルフィーの魔法が枯渇してしまった原因は、シルフィーが自然から力を借りようとしなかったからでした。

 彼女の癒しの術は、己の生命を削って他社に分け与える術でした。
 彼女の母親は、自然の力を借りることなく、癒しの力を使い続け、そして帰らぬ人となってしまったようです。

 シルフィーが頑なに自然を受け入れようとしないのは、どうしてでしょうか…?

 次回へ続きます。


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