見始めると止まらなくなるんですよね:ドラマ評「窓際のスパイ season 4」
ゲイリー・オールドマン、引退作となるドラマシリーズの第4作
相変わらず面白いし、原作は10冊以上あるようですから、引退がまぁ当分先ですかね。
たまにはダンディーで渋いゲイリー・オールドマンが見たいって言う気もするんですけどw。
リバー・カートライトの祖父、デイビットの認知症が進んでおり、リバーは心を痛めている。
ある日デイヴィッドのもとにリバーを名乗る男が訪れ、デイビッドは彼を射殺してしまう。
同じ頃、ロンドンでは、自爆テロを疑われる事件が発生し、MI5はその背景を追い始める。
祖父の元を訪れた不審人物の背景を追うために、フランスに向かったリバーは、自分自身の過去につながる不都合な陰謀の存在を知る。
このシリーズは、オールドマン演じるラムの部下であるリバー・カートライトが、自分の過去を掘り起こしてしまう物語がメインとなっています
ぶっちゃけ、父親探しなんですけど、なかなかビターなラスト
ラストシーンでラムとリバーがバーに並んで座るところなんかは、実際の血縁関係とは別に、ラムとリバーの疑似的な親子関係を象徴してるとも言えるんでしょうね
派手なドンパチもありながら渋い展開をするところが、このシリーズの見所です。
個人的に大好きなクリスティン・スコット・トーマスのタヴァナー。
今回はラムの直接対決が少なくて、ちょっと残念。
まぁでも前シリーズで女性長官を追いおとしたのに、結局長官にはつけずに、政治的な配慮が何かで外からやってきた長官を相手に引っ掛けたり陰謀したり…と楽しそうなのは幸いですw。
こういう役回りがほんとはまるんだよね〜。
もちろん次のシーズンの制作もスタートしているようです
楽しみだなぁ。
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