歌で世界を救うのはアニメのパターンになってますね。:アニメ評「VIVY フローライト・アイズ・ソング」
ジムでエアロバイク漕ぎながら観るアニメ第3弾(多分w)。
元・後輩同僚からオススメされまして。
AIが人類に反逆し、殲滅し始める100年後から送り込まれたAI。
100年後も博物館に残っている歌姫ロボットに悲劇的な未来を回避するための計画<シンギュラリティ計画>の実行を迫る。
…と言う「ターミネーター」的設定w。
AIの叛乱の未来を変えるために送り込まれるのも、実行するのもAI(正確にはアンドロイドじゃないかと思うけど)ってのはこれ如何に。
「ジャッジメント・ディ」が<100年後>ですからね。
この「100年」を生き延びるのは…ということ。
作品としては「この100年に色々ありまして…」と言うところがキモだったりします。
エピソードの積み重ねで主人公たちの心情の変化を追っていく…ってあたりは「銀河鉄道999」?w
でもって、その最大のキーが「歌」と言うのは「マクロス」。w
各エピソードは2話ないし3話で一括りが基本ですが、最初の話で物語を進め、次の話はアクションパート…ってのがナカナカ面白いです。
総じて作画・演出レベルは高いのですが、特にアクションパートはグイっと引き込まれるものがあります。
昔の水準で言うと、残酷な感じもするんですが、相手がAI/アンドロイドなのでそこのところは…って、最近のアニメはもっと過激なの多いかなw。
正直言って最終パートのところは、
「いや、そこは甘すぎない?」
って感じたんですが、前半のエピソードは水準が高い内容だったと思います。
まあ、「歴史改変もの」ですからねぇ。
どうしてもオチには無理が出てきますw。
個人的に残念だったのは、最初のエピソード数話で出て来てた「クマのぬいぐるみ」が途中で放棄されたこと。
あれ、好きだったんですよね。
キューブの素っ気ないのより愛嬌あったし。
あと好み的にはチョット主人公たちが「人間」っぽくなりすぎ。
その変化がテーマの一つではあるのですが。
とはいえ、総じて楽しませてもらいました。
快調にエアロバイクも漕げました。
久野さん、ありがとね。
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