上昇志向が無い自分を受け止められないでいる①
28歳になろうとしている今「私って上昇志向が無いのかも」と気付きびっくりしている。
今までの人生、真面目で前向き。目標に向かって努力を惜しまなかった。
小学生の頃は「ぜったい忘れ物したくない」と寝る前にランドセルの中を何度も何度も確認した。名札(今の小学生は名札ってしないのかな)を忘れたときには画用紙で自分で作って先生に迷惑かけなかった。夏休みの宿題はぜったい前半に終わらせた。課題で植物を育てたとき(ケナフだったと思う)はすくすく育ちますようにと毎日土に(中々眼が生えてこないからずっと土に)話しかけていた。
中高は部活(陸上部)一色だった。どんなに苦しくても練習と研究をあきらめなかった。根性は足りなかったかもしれないが、誰よりも真面目に取り組んだ。おかげて駅伝メンバーに選出された。エースにはなれなかったけどチームにある程度貢献はできた。勉強だってさぼらなかった。センスは無いが真面目が売り。定期テストは一生懸命勉強し成績上位。実力テストはとっても微妙な点数だったが仕方ない。
大学ではテニスを新しくテニスをはじめたが、これがまたすごい練習量だった。おそらく女子の中では誰よりも練習した。初心者の大会では優勝できるまで練習した。経験者の中に入ると2回戦負けだったが仕方ない。勉強はさぼりがちだったが単位を落としたことはなかった。
そんなこんなで就職活動を始めたとき私は当たり前にこう考えた。
「自分という人間は頑張る人間!厳しい環境を好む人間!総合職でばりばり働く!」
結局総合職は軒並みエントリーシートの時点で落ちてしまい、最終的には地域特定総合職という職種に落ち着いた。
真面目で前向き。努力は惜しまない。
でも私はとっっても臆病だった。
つづく