見出し画像

科学技術「遥か彼方の腕」

展示用_edited

【ロボットアーム】


1台のカメラの前で
手をふにゃふにゃ動かすと
その動きと全く動きをしてくれる
腕型ロボットが開発されました。

しかも人の腕に何もつけず
コントローラーも必要とせず
ただカメラの前に立って
腕を動かすだけです。

このカメラは
腕だけを判別して認識し
その腕と全く同じ動きをします。

更に精密な動作が可能で
力の加減や細かい作業など
人間と全く同じ事が出来ます。

このカメラは腕だけでなく
指の動きも検知してくれて
ごくわずかな動作にも対応します。

このロボットアームには
超高性能AIが入ってて
腕の形だけ認識する様に学習させ
腕の動かし方も学習させました。

ロボットアームを作った研究者は
米カーネギメロン大学の
「ディーパックパタク」氏率いる
研究チームです。


〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【Youtube】


このAIに学習させた方法は
Youtubeの人が映ってる動画を
たくさん見せて学習させました。

Youtubeの動画は
2次元の動画ですが
この2次元の動画を見せて
3次元の動きをAI学習させました。

普通なら大量の腕の画像を見せて
AIに動きを認識させるのですが
これだと膨大な数の画像が必要で
時間とコストがかかります。

かと言って
プロブラムで動きを入力すると
もっと膨大な時間がかかり
バグも多くなります。

更に腕を認識させるのに
モデルさん1人だけの腕の動きを
ずっと見せ続けてもダメです。

この方法だと
様々な人の腕の形を
全部認識する事が出来ないのです。

そこで手っ取り早く膨大な腕の形と
腕の動きを認識させる為に
大量のYoutubeを見せて
AIに腕の動きを認識させました。

画像1

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【導入の敷居】


最近のロボットアームは
インターネットを使って
遠隔操作をする事が出来ます。

でもこの装置を導入するには
高性能コンピューターを買い
大型のロボットアームと
専用回線が必要です。

しかもその操作には
特別な訓練が必要で
一般人が簡単に操作できません。

操作する為には
特種なコントローラーが必要で
操作方法も複雑です。

体中にセンサーを付けて
人と同じ動きをさせられる
モーションキャプチャースーツも
高価で手に入りません。

でも今回のロボットアームは
カメラ1つ用意すれば
ロボットの腕を動かせて
とても安価で簡単です。

この為誰でも直感的に動かせ
ロボットアームの導入の敷居が
凄く下がりました。

画像2

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【使用例】


このロボットアームが
一般家庭に普及すれば
スマホのカメラに向かって
腕を動かすだけでOKです。

そして
遠隔にあるロボットアームを
自由自在に操作でき
その場にいなくても仕事が可能。

遠くにいる家族の介護とかも
スマホのカメラに向かって
ロボットアームを動かして
介護する事ができます。

母親が結婚式に出かけてしまい
父親が食事を作らないとならい時
木炭チャーハンになる可能性があり
とても心配です。

そんな時こそ
このロボットアームを使えば
母親がスマホのカメラごしに
料理を作ってあげられます。

このロボットアーム技術を
更に発展させれば
カメラ1つで人型ロボットを
全身稼働させられます。

もしここまで発展させられれば
自分の代わりに会社に行かせ
満員電車で押し潰される苦しみを
ロボットが代わりに受けてくれます。

画像3


いいなと思ったら応援しよう!

ジョー「鏡面反射のデジタルアートブログ」(鈴木穣)
サポートしてくれたら 明日食べる もやしを買う事ができます((+_+)) よろしくお願いします( ゚Д゚)

この記事が参加している募集