「母親の自転車」
【サイクリング】
9歳の時サンタに最新自転車をもらい
早速友達に自慢して乗せてあげたり
江戸川土手までサイクリングをして
競争して楽しんだ
そんなある日友達に誘われて
また江戸川土手まで行こうとなり
バスで10分のかかる距離を自転車で
15分位かけて走って行った
そして江戸川土手につき
土手の下の一直線に続く道に降り
ここから隣の橋まで行ってみる事にし
信号の無い道を飛ばして走って行く
すると意外にも距離があり
遠くにある橋が全然近づいてこなくて
いくら走ってもなかなかたどり着けず
想像以上に遠くてビックリした
そしてやっとたどり着いて
意外に遠くて疲れたから少し休憩し
戻ろうという事になって同じ道をまた
疲れたのでノロノロ引き返してく
( ´ー`)フゥー...
そして帰りも長い一直線をずっと走り
やっと土手の元の場所にたどり着き
この時点で帰りの時間も近いから
家に帰る事にした
その後我々は土手の自転車道を登り
そこから下れば帰り道にたどり着くが
友達が舗装されてない急な斜面を
一気に下って行こうと言い出した
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
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【ビビり】
でも俺が「怖くて嫌だ」と言うと
友達が「先に降り方見せるから
急な斜面を一気に下るスリルを
一緒に味わおう」と言ってきた
なので俺は渋々それを受け入れ
先に友達が急な斜面を下ると
いとも簡単に降りて行くのでこれなら
俺も簡単に降りられると感じた
そして俺の番になり下を見ると
想像以上に急で怖くなってしまい
それでもやると言った以上やらないと
ビビりと言われるからやめられない
更に何故か坂を下りた所にある
民家の庭から知らないおじさんが
凄く心配そうな顔で俺の方を見てて
何かやな予感がしてきた
でも俺は意を決し急な斜面を下り始め
するとどんどんスピードが上がって
怖くて何もできなくなり固まったまま
一気に斜面を下ってしまった!
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
そして俺はブレーキすら掛けられず
くだった所の車道を越えその先の縁石に
自転車を前から衝突させ俺は放り出され
1回転して前の民家の花壇に着地する!
花壇のおかげで大きな怪我がなかったが
さっき心配な顔で見てたおじさんが
急いで駆け寄ってきて「大丈夫か!」
そう言って俺を起き上がらせてくれた
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【再起不能】
俺はお礼を言ってすぐ自分の自転車が
心配になって駆け寄ると縁石の衝突で
真ん中からくの字に曲がってしまい
完全に自転車が再起不能になってた!
ギャァァァァァァー!∑(゚Д゚ノ)ノ
この事で半べそになった俺の所に
おじさんが来たので俺は「この自転車
何とか直せませんか!」と頼むと
「いや~無理だな」と言われた
でもダメもとでくの字に曲がった所を
ハンマーで叩いたけどビクともせず
直せなくてこのままじゃ帰れないから
おじさん家から母親に電話した
経緯を伝え迎えに来てほしいと言うと
母親が発狂して何言ってるのか解らず
とりあえず車で迎えに行くと言われ
ここで待つ事になる
その後母親が到着し俺の自転車を見て
「ギャー!5万もしたのに1週間たたず
壊するなんてバカじゃないの!」と
発狂されてしまった
ヽ(゚д゚; )スッ、スマソ
そして俺はこの時やっとサンタさんは
母親だたと解りサンタの夢から覚めて
サンタはいない現実を突きつけられ
自転車もない現実も突き付けられた
それから自転車を車に乗せて帰り
友達は1人で戻って行き車の中で俺は
凄く叱られ「もう自転車買わない!」
そう言われてしまった