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「薩摩の芋ほり」

展示用_edited

【一大イベント】


6歳の時
小学校で近くの農家の畑に行き
サツマイモ狩りをさせてもらった。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

この日学校に行くと
突然先生が「今日みんなで
サツマイモを撮りに行きます」と
発表がっあった!

この事にクラスのみんなは
大喜びして騒ぎ出し
もうサツマイモを撮る事より
食べる事が楽しみになる。

本当は
ずっと前からサツマイモ掘の予定が
学校行事の予定に組まれてて
事前に連絡帳にも書かれてた。

しかし我々は
連絡帳なんて誰も見ないから
サツマイモ掘りがあるなんて
この時誰も知る子がいない。

きっと母親が知ってたけど
完全に母親も忘れてたみたいで
何も知らされてなかった。

なのでこの話を聞いた時
いきなりの大イベントで
凄くうれしくなってしまい
みんなで歓喜してしまった。
(∩´∀`)∩ワーイ

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【広大な畑】


そしてこれから畑に行って
泥だらけになるから
みんなで体操着に着替えて
サツマイモ掘りに行く事になった。

その後校庭に集合し
みんなで列をなしてぞろぞろと
畑に向かっていく。
(*ノ∀`*)ウフフ♪

しかし当時
1クラスの人数が40人以上いて
全6クラスもある大人数。

この大人数で畑に向かうと
大名行列になってしまい
完全に道路を占領しながら
サツマイモ掘りに向かっていった。

しばらく歩くと広大な畑に到着し
そこに全250名の生徒が入ると
凄く広い畑なのに
ギュウギュウで狭く感じた。

この状況を見た俺は
「このサツマイモ畑は
我々が更地にしてしまうな」と感じ
農家の人がちょっと心配になる。

しかし足元にあるサツマイモを
早く取り出して食べたくて
先生の合図とともに何もかも忘れ
必死に掘り始めてしまった!
(*`ω´*)フンガフンガフンガ

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【場所ガチャ】


しかし掘り始めると
自分がとれるスペースが狭くて
サツマイモが3個しか取れず
なんか納得いかない。
(# ゚Д゚)プンスコ

でもほかの子の中には
6個くらい取れてる子がいて
場所ガチャに負けてしまい
すごく悔しくて仕方ない。

なので俺は
もっとサツマイモがほしくて
自分の場所を更に奥まで掘ると
凄く小さなサツマイモが出てきた。

そのサイズは
自分の指位のサイズで
全然納得いかない大きさだった。
(´・_・`)ショボン

そこでもう
これ以上堀っても何も出ないと感じ
たった3個のサツマイモで
しょうがないから我慢した。

この時ふと隣にいた女子を見ると
サツマイモが2個しか取れてなく
俺より少ない数で
何か可愛そうになってしまった。

なので俺は
その女子に「もっと掘れば
きっとサツマイモ出てくるよ」
そう声をかけてみる。

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【ハンコ制作】


するとその女子は
「おばあちゃんが
サツマイモ嫌いだからこれでいい」
そう言ってこれ以上掘らなかった。

なので俺は
「何で嫌いなの?」と聞くと
その女子が「昔食べ過ぎて
嫌いなんだって」と言う。

この事を聞いた俺は
「ならしょうがないか」と感じ
それ以上何も言わなかった。
(。・_・。)フーン

その後みんなで学校に帰り
先生がとったサツマイモを使って
ハンコを作る事になった。

それを聞いた俺は
サツマイモでハンコなんて
本当に作れるのか
凄く不思議でならない。

そして先生が
教卓にまな板を置いて包丁を出し
サツマイモをぶつ切りにして
1つ1つみんなに配っていった。

どうやらぶつ切りのサツマイモの
平らな所に絵をかいて彫り
絵具を塗ってハンコにするらしい。
( *゚ェ゚))フムフム

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【顔ハンコ】


そして先生が
作り方を教えてくれて
それに従って同じように作業をし
ハンコを作っていく。

俺は
ハンコにするものを
名前の最初の文字の「す」を
ハンコにしようと決めた。

なので画用紙に「す」と書き
写し紙に「す」を写して
サツマイモに写し紙を載せ
「す」の文字を書き込んだ。

次に彫刻刀を使い
サツマイモの書かれた「す」を
一生懸命に掘っていく。
ε-(・д・`;)フゥ…

そして完成したハンコに
好きな色の絵の具を塗って
紙にペタン!と押してみると
なんと!本当にハンコになった!

ハンコが完成して
凄く嬉しくなった俺は
余白がなくなる位ハンコを押し続け
完全に押す場所が埋まった。

どうやら他の男子も同じみたいで
まだハンコを押したりない男子が
みんなで顔にハンコを押し合い始め
大騒ぎして顔を絵具で染め合った!


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ジョー「鏡面反射のデジタルアートブログ」(鈴木穣)
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