![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127617568/rectangle_large_type_2_23ccd7b18ad4ec7060389fff6553f9fa.jpg?width=1200)
よりマクロの善を考える
船井幸雄「上に立つ者の人間学」を読みました。
私が選んだポイントは以下の3点。
①「よりマクロの善」のために
→上に立つためには正しい意思決定の方針を持つこと。自分ひとりだけの善のためよりも、もっと大きく見て、部門の善、自分の会社の善と、影響の及ぶ範疇でもっともマクロの善を考えて意思決定し、行動する。
②船井流「成功の3条件」
→勉強好き、プラス発想、すなお。
つく人の特性はそこに集約される。このつく特性を持っている人ほど、人相が良く、明るく、しかも温かい。
③経営者族は自らの意志でリスクと責任に挑戦する
→この世では、未知への挑戦を実行しなければ、権限も権力も手に入らないし、安定も手に入らないようになっている。
私の感想
上記①について
稲盛和夫さんがいう「私心なかりしか」と通じると思いました。みんなの納得や応援を得るには、よりマクロな善に向かっていることが必要です。稲盛さんがいう「原理原則」と、船井さんがいう「天地自然の理」は近いものです。
上記②について
日頃から「つき」を良くするには、勉強、プラス発想、すなお。それを心がけることが、天地自然の理に従うこと。邪道はありません。
上記③について
経営者は苦労も多いが、そうした人にだけ権限が手に入ります。上に立とうとする者は、サラリーマン志望でなく、経営者族を志望せよ、というのが船井幸雄さんの最も言いたいことだと感じました。
ありがとうございました。