子どもを躾けるには親が見本を示すこと
石橋富知子「子育ての秘伝 立腰と躾の三原則」を読みました。
私が選んだポイントは以下の3点。
①立腰の要領
→まずお尻を後ろに引く。次に腰骨の中心を前に突き出す。最後に下腹に力を入れて持続する。
この姿勢は集中力と持続力が身につき、一段と行動的な人間になれます。
②子どもを躾ける一番の方法は、親が手本を示すこと
→立腰の生活化、習慣化。型を美しく整え、その型の持つ精神を心に刻む。これが躾教育の基本。
③履き物を揃える、席を立ったら椅子を入れる
→ものと心の両面の締まりが身につく。その型の奥にある精神を涵養し、人間としての最低の礼儀と品格の土台が培われる。玄関の履き物、トイレのスリッパ。
私の感想
上記①について
良い姿勢の基本を再確認できました。姿勢治療家の仲野先生がおっしゃっていることと基本は同じと思いました。座り方は座骨を後ろに引くこと。丹田を締めること。それで精神も変わってきます。
上記②について
本書は森信三先生の教える子育てについて書かれています。立腰の実践には、幼稚園の職員、両親の実践が不可欠。まずは私の日常の姿勢を良くして、子どものお手本となろう。
上記③について
履き物を揃えることなど、古くからの日本に伝わってきた「躾け」も、姿勢を整える型だと思えてきました。まずは我が家の玄関の履き物、トイレのスリッパから実践しよう。
ありがとうございました。