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何一つ残らずやってきたなら絶対大丈夫

原口文仁「ここに立つために」を読みました。

阪神タイガースの原口文仁選手の闘病を中心にした半生記になっています。

私が選んだポイントは以下の3点。

①寄居から始発で帝京に通う
→高校時代から誰にも負けない努力家。できることを何一つ残らずやってきたなら、絶対大丈夫。その根拠のない自信。これがプロ入り後の苦労を乗り越える土台になった。

②この病気を克服して一軍で活躍しよう
→これを使命として受け止めた。本当に信じれば、そうなるのであり、必ず信じた通りにさせるのである。

③オールスターで二日連続ホームラン
→病気を克服してこの舞台にたどり着いた。他のチームの選手も声をかけてくれた。「こんな方々と全力でぶつかり合えて、やっぱりプロ野球って最高だ」
この気づきは病気になったからこそ得られた。

私の感想

上記①について
私は秩父に育ち、都内まで2時間かかる環境に居ます。だから都内まで通って、部活に打ち込む大変さがわかります。そこで積み重ねた毎日が自信を作ったんだなあ、と思いました。ただ原口さんは驕らず、謙虚で素直、感謝を忘れません。

上記②について
病気になって、それを使命と前向きに捉えた姿勢が素晴らしいし、原口さんだからこそできたこと。そのマインドを私にもインストールしていこう。 

上記③について
凄い巡り合わせ、凄い運で、奇跡が実現しました。横田慎太郎選手に起きた奇跡もありましたが、原口文仁選手に起きた奇跡も偶然ではありません。「野球の神様」がいます。それは原口さんが周りに感謝し、徳を積んできたから。

どういうマインドで生きていくか。努力を当たり前に重ねるか。原口さんは、実現をイメージできていたから、努力を積み重ねられたのだと思いました。

ありがとうございました。

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