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周回遅れですか

年末になるとこれが出ますが、何か意味があるのかさっぱりわかりません。

「ふてほど」「裏金問題」「界隈」「初老ジャパン」「新紙幣」「50-50」「Bling-Bang-Bang-Born」「ホワイト案件」「名言が残せなかった」「もうええでしょう」
なんだそうですけど、私この言葉口にした事あったっけ?裏金くらいかな。後聞いたことあるのは紙幣と50とホワイトくらいで後は初耳で、そんな言葉聞いたっけ?というのが正直なところです。

まあ流行語があるとして、それをほとんど使わないどころか知らないのですはテレビも動画もほとんど見ないから、この時代から周回遅れなんだろうな~と思います。世間では使ってるの?でも、それが何か不都合?

さて、今ちょうど読んでいるのが「言葉なんていらない?」(古田徹也)ですが、これがやたら面白いのです。

自分の口から発している、あるいは書いている(デジタル含む)は相手に自分の意図が伝わっているのか?という私の長年の疑問に答えてくれています。
一言でいえば「伝わってないと思ったほうが良い」ということで、その理由を説明し、またどうすればもう少し深く伝わるかも示唆してくれています。

昨今兵庫でもめているようにネット上のデジタルの言葉についてもとても興味深い視点で理解できます。
兵庫の場合は、結局某広告代理店経営者がNoteにあげた言葉について、既に削除済みだそうですが、口にした言葉は風と共に消えていきますが、デジタル空間に一度でも上がって言葉(文書)は消えることがありません。
また口にする言葉は相手があっての言葉なので、相手が理解したか、同意しているか、疑問に思っているかどうかはその相手から返ってくる言葉や表情、しぐさで判断することができ、また補足、訂正できるのですが、ネットにあげた言葉は対象者は特定ではなく、不特定多数が対象ですから、その反応はネットに対するリプライ等でしか判断できません。もちろん炎上することもあります。
ただそれに対していちいち反論することは難しいので、結局はブロックしたり兵庫の代表のようにとんずら、雲隠れ、ということになるのでしょう。

言葉というのは、言った人がその相手に対してどういう意味で使ったかなんですから、「流行語大賞」なんて不特定多数に対して明確な意図を持たずして使われているものと思われますから、取り上げるべきものとは思えません。まあ私だけではないようで、私と同い年のこちらの方も

所詮、単にユーキャンさんがイベントしての営業行為でしかないのでしょう。日本漢字能力検定協会の「今年の漢字」も同じむじな。

去年の流行語大賞は
「新しい学校のリーダーズ 首振りダンス」「アレ(A.R.E.)」「OSO18 アーバンベア」「蛙化現象」「生成AI」「地球沸騰化」「ペッパーミル・パフォーマンス」「観る将」「闇バイト」「4年ぶり声出し応援」でしたが、残っているのは「生成AI」くらいで「闇バイト」は「ホワイト(ブラック)案件」に変身。後は賞味期限切れで全滅でしょう。ちなみに去年の漢字は「税」でしたが、もう記憶にもありませんね。

こういうの、誰が誰に言ったん?直接言われたわけじゃない人が使っても発言者の意図までは複製できまいに。そんな言葉はやはり
The answer, my friend, is blowin' in the wind
The answer is blowin' in the wind


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