今敏作品
色々やらなければいけないことが重なってなかなか更新できず。
忙しいと自分の文章を書くキャパがなくなってしまう。
しかしなんとか習慣づけたいものです。
思い立って今敏監督の作品を一気に観た。
「PERFECT BLUE」
「妄想代理人」
「千年女優」
「東京ゴッドファーザーズ」
「パプリカ」はこれから見直すところだ。
どの作品も最高に面白かった。すべてタイプが違う作品なのでどれが一番か、というのが決めづらい。ただすべてにおいて、人間の心理の描き方、その魅せ方が、容赦なくてえげつなくて面白い。人間一体一体をコミカルに描くのに非常にリアルなさまに見えるのも不思議だし、「現実」と「頭の中の世界」の境目のなくし方が本当に巧妙で、気付いたら自分たちは夢の中にいる。「夢」を描くというのは、アニメだからこその利点だなあと感じる。実写よりももっと作り込めるしトリップが出来ちゃうような。
とある解説動画の情報だが、アニメは実写よりカット数を細かく切れるのでより短い時間で次々と展開できるらしく、今監督はその手法をうまく取り入れているとのこと。それはまさに次々と違うシーンへ飛ばされる「夢」を描くのに最高の媒体だなあと思った。
本当に惜しい人を亡くしている……。
流行りのアニメ映画はたくさんあるが、私は今敏氏の作品をずっと観続けたかった。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートありがとうございます。お恵みいただきありがとうございます。どうかどうか。