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シリンジを探し回った話
シリンジを手に入れるためにダイソーさん、キャンドゥさん、セリアさん、ドラッグストアなどなど5店舗ぐらい周りました。
もちろん医療用ではないのですが、今は100均にも売っておりまして、化粧品や塗料や接着剤の分注などでも使われるそうです。(医療用ではないので針は尖っていません。)
なぜシリンジ(注射器)を探し回ったのかというと実験をしてみたかったからなんです。
現在、親子の方々またはお子様向けに気圧と沸騰に関する授業を企画しておりまして、その中で気軽にご家庭でできる実験としてシリンジを使った実験を入れようと考えておりました。
○富士山やエベレストに登らなくても簡単に気圧を調整できるもの
○安くて、簡単に手に入れられるもの
上記の条件を満たしてくれるものがシリンジでした。
本当はチューブ付きで栓ができれば手軽にできて最高なのですが、100均にはありませんでした。
Amazonや楽天等でチューブ付きのものもあったのですが、ちょっと値段が上がるんですよね。
100均に売っているのは本当にありがたいです。
穴を手で押さえればなんとか100均のものでもできそうです。
ここで沸騰について少しだけ。
沸騰は液体の内側から蒸発が起こる現象で、沸騰する温度のことを沸点といいます。
同じ物質でも気圧次第で沸点が変わってくることをシリンジを使った実験で示そうと思っております。
水は地上の1気圧(1013hpa)の環境下では100℃で沸騰するのですが、富士山山頂(630hpa前後)では地上よりも気圧が低く、大体87℃ぐらいで沸騰します。
真空に近づいていくと水はマイナス50℃で沸騰します。不思議ですよね!
授業ではこんなこと説明しようと準備しています。
実験のことなのですが、
実際シリンジで何するかというと50℃以上の水を中に入れて圧力を下げていきます。どんなことが起こるか観察していきます。
もし実験できる方は是非やってみてください。個人的にはとても面白い実験で、尚且つ固定観念を壊してくれて、不思議だなと思わせてくれるものだなと感じております。
ところでシリンジはこんな感じで売っていました。
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セリアにもあったのですが、キャンドゥと
酷似していたのでやめました。
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セリアでも買っていたら3つ同じものが並ぶところでした。恐ろしい…笑
もう少し大きい容量のシリンジとチューブでも試してみたいので、Amazonか楽天で買ってみようかと思っております。
やっぱり大きい方が気圧を下げられるのではないかと思うんですよね。
長くなってしまいましたが、授業の準備ができた時や授業が無事に開催できた時はまたご報告させていただきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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