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はつか大根でカクテキを作ったら?②


以前の記事でこのようなものを書かせていただきました。

レシピまで詳しく買いてくださっているページを見つけて、嬉しくなっていました。

ただ、カクテキは作りたいもののなかなか時間が確保できず。

でも記事の鮮度というか熱を失いたくない(一番失いたくないのは自分の熱なのですが・・・)ので桃屋さんのキムチの素の力をお借りすることにしました。


白姫はつか大根の葉を落として洗いました。
本当はもう少しつけてみたかったのですが、
いつの間にか、お味噌汁の具になっていました。笑
実験なので今回はこの精鋭たちに挑んでもらいます。


塩で揉み込んで大根の中の水分を出していきます。
やや浅漬けになったら塩を洗い流して
キッチンペーパーで水分をとっていきました。
(結構強めに握って水分を出しました。)
水っぽいカクテキではなく濃厚なやつが
食べたいので・・・。


絞って水気を拭き取った白姫はつか大根たち。
心なしか表面がしっとりしていい感じになっていました。
純粋無垢でまだ何色にも染まっていない大根といった感じです。


そんな純粋無垢でまだ何色にも染まっていない大根たちに
桃屋さんのキムチの素をかけていきます。
分量が未知数なので少しずつ足しながら適量入れていきます。


軽く揉みながら混ぜていきます。


保存する時はできるだけ空気を抜いて冷蔵庫へ。



続いては赤丸はつか大根とキスミーはつか大根で同じ作業をしていきます。

葉を取って、ある程度綺麗にしました。
塩揉みしてあげます。色素が出てきて塩だったり、出てきた水分が
全体的にほんのりピンクがかったものになっていきます。
これは結構綺麗でした。


そこに桃屋さんのキムチの素を入れていきます。
染まっているのか、染まっていないのか、わからない色をしております。

これも冷蔵庫へ。


そして6時間漬け込んだものをつまみ食いしてみたのですが、キムチの浅漬けといった感じでした。

でもこれはこれで美味しいです。
大根の辛味と唐辛子の辛味が掛け算になって
いるような気がします。


もう少し染み込ませたいので半分に切ってもう一度つけてみました。

キムチが染みている部分も
あればそうでないところもありました。
半分に切って時短を狙ってみます。



30時間ほど漬けたキムチがこちらです。

全体的にしんなりしていて浅漬けの域は出ていました。


こちらもしっとりしていていい感じの色に染まっていました。
赤く染まってはいないのですがしっかりキムチになってくれていました。
はつか大根の姿カクテキの完成です。


右側にあるのがキスミーはつか大根だったり
赤丸はつか大根を漬けたものです。
こちらもちゃんとキムチでした。


ちなみに、はつか大根の葉はこんな量になりました。深めの水切り山盛りです。
少し棘のようなものがあるので気になる方はお味噌汁等にしていただければと思います。

エサのような盛り方になってしまいました。

個人的にはこれをサラダにするのが好きなのですが、口の中が若干傷つくかもしれません。私は気にならなかったのですが、父はお茶を飲んだ時に軽くしみるような感覚になったようです。

自分はサボテンを食べるラクダのごとくむしゃむしゃと食べております。香草みたいな感じがして好きです。パクチーサラダが好きな人はおそらく好きかと思います。

今回使用させていただきました桃屋さんの「キムチの素」。
十分美味しいです。これを入れるだけでちゃんとキムチになります。
ただ、焼肉屋さんだったり、キムチ屋さんで出てくるような甘みとか深さを再現することはできませんでした。
奥行きのある味が広がるキムチが理想なのですが、そこに行き着くにはまだまだ研究が必要なようです。

ただ、はつか大根をカクテキにするのはとてもおすすめです。浅漬けでも大根の風味が味わえて美味しいですし、それ以上つけてもちゃんとキムチとして味が染みていきます。

興味深い研究対象を見つけてしまいました・・・!
乳酸菌の働きだったり、アミエビだったり、魚介エキスがどんな働きをしてくれるのか、甘みを出すために何が良いのか、乳酸菌の申し子であるヨーグルトだったり、ヤクルトを入れたらどんな味になるの?などなど少しずつ調べていきたいと思います。


最後までご覧になっていただき、ありがとうございました!

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Suzuki Takeshi
サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。