「夢見る小学校」
友人から教えてもらった映画のお話です。
動画を見てもらうとわかるのですが、途中からテンションの上がるあの歌が流れて来ます。元気が出ます。
純粋にそれぞれの学校は面白い取り組みをされているなと感じます。
自分が小学生だったらこういうところに行きたかったです。笑
実は以前この中に出てくる学校について調べたことがあります。予告動画には出てきませんが、紹介されたある学校は生徒たちが自分たちの活動は自分たちで決めています。また、学習はそれに関わる完全オリジナル教材を作って使用しています。(これは簡単なことではありません。すごいことです。学校側、先生たちの熱量を感じます。)
例えば、算数は自分たちで育てて収穫した野菜の重量や個数などから数字の概念を学んだり、ツリーハウスの設計の段階で材料の長さや面積の計算に必要なものを習得していきます。
必要に駆られて勉強するからよく身につくそうです。確かにそうですよね。
自分に必要だと認識できた後の勉強は楽しいですし、実になります。
人にやらされる勉強はしんどいですよね。
先生と言わず、「大人」という位置付けで〇〇さんと呼ぶところも共感できます。
(自分が家庭教師をさせていただく生徒さんには、横の関係でいたいので先生と呼ばないでくださいとお願いしています。)
間違っても大人が子どもを管理するための施設ではない。そう思わせてくれる学校経営です。
子どもたちの毎日夢中になって思考しているので、思考能力が「たけのこ」のように伸びていくことが想像できます。
個人的な印象として、毎日五感をフルに使って生活しているので一番人間が野生に近い状態で成長できているなと感じています。
考える力があるので質問する力もかなり高いですし、本当におもしろい教育だと感じています。これからの主流になるかもしれません。
尾木さんが言っていましたが、「子ども(の成長)ファースト」の学校です。本来これは徹底されるべきなのですが・・・。
(心配される方がいる学力ですが、卒業生も立派に社会に出ています。誰もが知る一流企業にも入る「人財」もたくさん輩出されています。)
また、動画の中でも言われていますが、通知表は学校が作らなければならないものとは決められていません。なので通知表は出さなくても学校側の怠慢ではありません。通知表を出す出さないを決めるのは学校長です。
前の校長が通知表を出している場合、ほぼ前の校長を踏襲して通知表を出します。
自分の経験上ですが、学校長の多くは自分の代で大きな変革を起こすことを嫌います。稀にきちんと改革できる方がいらっしゃるのですが、そういう方がどんどん増えていくといいなと感じています。
どこかのタイミングでこの映画を見に行けたらなと感じています。日本全国回るようなので興味のある方は是非!もしご覧になられたら感想等一緒にお話しできたら嬉しいです!
読んでいただき有難うございました!
サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。