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21.病状はSNSで発信し、情報を得る
■良い情報が欲しければ、まず自分から
先日は、このカフェのマスターのぶさんに、闘病記や患者会についてインターネットを使って探すアイデアをもらった。おかげで、腰の痛みに悩んでいる母と同じ症状の方に連絡してみたところ、ネットの先にいる見ず知らずの私に、すぐ返事をくれた。その距離の近さに驚いた。同じ病気を持っている方の実体験の話は、単に医療的な話ばかりではなく、生活に即した情報が多く、母にも役立ったようだ。
このように、障がい者でもあり、がん患者でもあるのぶさんのアイデアは何かと役立つので、カフェに立ち寄るたびに聞いてしまう。
私が注文したコーヒーをドリップしながら、のぶさんは話してくれた。「そうですね。インターネットは情報を得るには最高のツールですよね。そのために大切なのは、きちんと自分から発信することなんですよ」
「発信……?」
のぶさんが言うには、SNSやブログなどで、自分の病状や現在までの経過、治療に対する考え、さらにはどういう情報を必要としているかなどをできるだけ公開するのだそうだ。以前、のぶさんが自分の病気を事細かにSNSで発信しているのを見た。
「自分のことをオープンにすることで、よりよい情報をみんなが送ってくれるし、逆に怪しい情報なども淘汰されていきますね」
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読売新聞ヨミドクターでは読みやすさが定評。その連載内容を含め、今日からできるアイデアが満載。もしかしたら、あなたの人生が、生き方が変わるかもしれません。
のぶさんのペイシェントカフェ
500円
和モダンカフェ。マスターとの会話。マスターは患者の立場から今の医療をうまく活用しているノウハウを、コーヒーとともにあなたに教えてくれる。「…
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