目標達成「WOOPの法則」って何?
エッティンガー博士が提唱している目標達成のテクニックです。
WOOP
W wish・・・自分の願いをイメージする
O outcome・・・望む成果を具体的にイメージする
O obstacle・・・起こり得る障害を考える
P plan・・・障害の対処法を立てておく
例を挙げて考えるとわかりやすいと思います。
例えば英語の勉強の場合
W・・・英語をスラスラ読める自分をイメージ
O・・・論文などが読めるようになって私生活や仕事に活かすことができる
O・・・英語の勉強がおっくうになる
P・・・もしおっくうになったら、とりあえずテキストを開く(if thenプランニング)
もちろん、障害と対策は複数考えておくといいです。
なによりこのWOOPの法則のいいところは、目標達成で起こり得る障害をしっかり考えることができるという点です。
世間で蔓延っている引き寄せの法則などは、自分の願いをイメージするところで止まっています。
実は人間は、目標達成をした自分を思い描くだけで、すでに目標を達成したものと認識してしまい、努力しなくなります。
つまり、引き寄せの法則を信じれば信じるほど人間は努力しなくなるということです。
大切なのは、目標までの道のりで起こり得る障害を考えておくことと、それに対する対策を考えておくことです。
WOOPの法則はその点をしっかり押さえてくれているので、私たちの生活にも非常に役立つ現実的な手法です。
紙とペンさえあればすぐに行うことができるので、ぜひとも活用してみてください。
この記事が、ほんの少しでもみなさんの役に立てば幸いです。それでは!
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