足さばきが剣道を決めている。
こんにちは、鈴木康太です。
「剣道が面白くなるブログ」というキャッチコピーで、剣道に関する記事を毎日更新しています。
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さて今回のテーマは「足さばきの重要性」です。
「剣道でいちばん大切なのは足!」ということを何度も言っている僕ですが
それは剣道を始めたときから多くの先生に何度も言われてきたからです。
特に僕は小学生の頃からずっと背が小さかったので
足を使わずに、自分よりも大きい相手に勝つことはできませんでした。
勝つためには足を使わないと勝負にならなかったので
足さばきは剣道をする上で、常にいちばん大きな課題でした。
ということで今回は「足さばきが重要である3つのワケ」を紹介していきたいと思います!
①足さばきで準備が決まる。 ②足さばきで間合いが決まる ③足さばきで攻めが決まる。
①足さばきで準備が決まる。
剣道は「気剣体の一致」が重要であると言われますが、
まさにその通りで、竹刀をいくら振っても足ができていないといけません。
頭では分かっているのに足がついてこない人はまさにその典型例。
足の準備ができていないと、何もできないのが剣道ですね。
僕は足ができていれば、竹刀の振りは後からカバーできると思っています。
試合や稽古の中でも、相手より早く足を準備することが大切です。
足を準備するとは、すぐに打てる足を即座につくるということ。
足の準備ができていれば、相手の動きに対応することができます。
②足さばきで間合いが決まる。
足さばきの一番のポイントは「間合い」です。
相手との距離を調節するには、足を動かす以外ないんですね。
特に背が小さかった僕は、間合いに注意しなければいけませんでした。
自分が届かない間合いでも、相手からは簡単に届くかもしれない。
相手の打てる間合いで足を止めないことを常に意識していました。
相手に打たれないためには、この間合いをいかにコントロールできるかが勝負です。
相手に打たれるような中途半端な間合いで止まっては絶対にダメで、
しっかり離れるか、しっかり近づくかのメリハリをつけることが大事です。
そのためには常に足が動くようにしていないといけませんよね。
「足は止めずに戦う」これが最も大事な考え方です。
③足さばきで攻めが決まる。
足さばきは、自分が攻めるときも大切です。
「攻め」というと、竹刀をガシャガシャ動かしたりするイメージを持つ方もいるかもしれませんが、
攻めは足さばきです!間違いありません!
僕は「攻め=相手を崩すこと」だと考えています。
確かに相手の竹刀を払うことや、フェイントを仕掛けることは、相手を崩すひとつの手段ではありますが、
足を使うというのは、相手を崩す大きな攻めのひとつです。
先ほどの間合いの部分でも述べましたが、相手に打たれない間合いで試合をすることも一つの攻めと言えるでしょう。
相手からすると、自分がうまく打てないのは嫌ですから、少なからず相手を崩すことができています。
見える部分の攻めだけではなく、見えない部分の攻めもあると思います。
相手に打たせないような試合をやると、相手がイライラしてきたり、迷いが出てきたりします。
相手のやりたいことを防ぐことで、精神的にも相手を崩すことができるんですね。
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まとめ
以上「足さばきが剣道を決めている。」でした!
試合での勝ち負けや、目の前の勝負にこだわればこだわるほど、
足さばきが疎かになってしまう気持ちは分かりますが、
何かで伸び悩んだときは、ぜひ足さばきを見直してみてください。
足さばきをきちんとやれば、相手がしっかり見えてきます。
ぜひ意識してみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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