平均的な子供は世の中にゼロ
こんばんは!
株式会社学びの庭ひまわり代表&エデュケーション・ディレクター、鈴木敬です。
実は、毎晩「あること」を続けてるんです。それは「ピアノ練習会」!
平日19:55-20:00の5分間、毎日練習する、その名も「毎日5分!夜の練習会」
ぬいぐるみを見せ合いっこしながら、お友達から刺激を受けつつ、ピアノに向かいます。終わったらピース!!
こうして見ていると、つくづく思いますね〜
「平均ってなんなの?」
って。
ピアノの練習の仕方、進み方、好きな曲、みんなバラバラ。
最近とくに「平均的な子」は、どこにもいないと感じます。
平均といえば、こんなお話があります。
アメリカ空軍では1940年代終わりごろ、飛行機事故が多発しました。調査の結果、原因はコクピットにあることがわかったんです。
そのコクピットは、パイロットの「平均」に合わせてつくられていました。
身長の平均、腕の長さの平均、視力の平均・・・なんと4.000人ものデータの平均からつくったんですね。
その結果、完璧なコクピットができました。
やった、これなら事故ゼロ!・・・のハズが、上手くいきません。
そこである学者が、原因を調査しました。果たして、平均にピタッと合った人が何人いるのか?って。
結果は・・・0名!
「誰にでも合うようにつくられたコクピットは、誰にも合わなかった」(がーん!)
そうなんです。誰にでも合うものは、誰にも合わないんです。
これは、教育でも、まったく同じですね。
「誰にでも合うようにつくられた教科書は、誰にも合わない」
し、
「誰にでも合うようにつくられたルールは、誰にも合わない」
のです。
でも、多くの教育機関では、これをやっちゃってるんです。
「はい、教科書、◯ページ開いて」
ってやってるでしょう?
果たして何人の子が「教科書◯ページ」を「今」やりたいでしょう?
だから・・・変えなきゃならないんですね、このやり方を。
生徒さんが「その時、その場所で」やりたいことができるやり方に。
「え?そんなことできるの?!」
はい、できます。
そのやり方を、これからどんどんお伝えしたいと思います(^^)
オンライン音楽教室を運営する会社を経営しています。他に、ピアノの先生の学校学長、作曲家・ピアニスト、オーケストラ指揮者。最近、スポーツジムにハマってます!http://himawari.ishikawa.jp