映画「沖縄カミングアウト物語」の松岡弘明監督を迎えて意見交換 木曜2限⑩
6月22日木曜2限の「スタディ・スキルズ講座」の第10回は、教室で上映した映画「沖縄カミングアウト物語」の監督、松岡弘明さんを迎え、意見交換しました。ふりかえりをまとめました。
<第10回の授業は、映画「沖縄カミングアウト物語」の監督、松岡弘明さんをゲストに迎えました。ふりかえりを自由に書いてください。>
【1年】
◆LGBTQについて1人の男性に着眼して性的マイノリティへの意識改革を広めようという考えに感動した。より具体的な試みからそのような人々の苦悩や葛藤が垣間見えることで、普段自分たちが思っていたこととはまた違った観点から性的マイノリティについて考えることが出来た。現代は多様化の時代に進んでおり、それぞれの意見が必ずしも正しいわけでも間違っているわけでもない中立の考えが必要だと感じた。
◆今回の授業でLGBTについてさらに理解を深めることができました。
ゲイなどは理解がされづらく、偏見がまだあると思います。話を聞いて、LGBTQの人々は、自分自身として生き、自分自身の恋愛関係、性的指向、ジェンダー表現を自由に追求する権利を持つべきです。それに加え、LGBTQの人々は、同性愛や性同一性障害が病気ではないという科学的事実を認め、それを表す言葉や表現に対して差別的な態度を持たないようにすることが重要だと感じました。映画の監督のお話を聞ける機会は初めてだったので良い経験ができました。
◆前回までで見てきた映画の監督に直接お会いしてお話しできるという貴重な機会でした。映画の内容についてだけではなく、最近国会で話し合われているLGBTQ法案についてやジェンダーレストイレについての松岡さん自身の見解についてお話を伺えました。私は以前から国会で会議している人たちはLGBTQの当事者ではないのに法案の決定に大きくかかわっていているのはなぜだろうと疑問を抱いていました。今回の授業でこの意見を発表している人がいて、自分と同じ意見を持っている人がいるということを知れました。
◆まず初めに、ここ最近LGBTQに関する法案が可決され世間の注目を集める中、同性愛者の恋愛を主題とした映画の監督さんと話す機会があったことを嬉しく思います。僕はこれまでドキュメンタリー映画をあまり見たことがなく、さらにLGBTに関する映画を観る機会もなく過ごしてきました。なので「沖縄カミングアウト物語」を観たときは、とても新鮮な気分になりました。ただし,今回の授業で松岡さんの話を聞いて、その新鮮だった感覚が妙にリアルになって僕の中で理解されたような気がします。それはなぜかというと、僕はこの映画を遠い出来事の一部として観ていたからです。先ほど述べたように、僕はドキュメンタリー映画をあまり観たことがありません。なので、この映画もどこかフィクションのような感じで観ていました。松岡さんの話は、そんな僕の胸に刺さって僕の中からフィクションという感覚を取り除きました。今回の体験は僕の中で本当に貴重でした。ずっと忘れない授業になると思います。
◆映画監督にお話を聞けるとてもいい機会であった。近年話題になっているLGBTQの話題ともあり、興味をそそるような話がたくさんあった。映画だけでは伝わりきらなかったこと、作者のメッセージ性が伝わり、映画を作る時の苦労や達成感など普段聞けないような話が満載であり、社会問題への興味がさらに深まった。松岡監督が伝えたかったこと、より多様性を受け入れる社会にするために、私たちの思考だけでなく、政府、国別にもなお一層受け入れるような社会を作っていくべきだと思った。
◆まず松岡さんのお話にはトランスジェンダーの立場の考え方とそうでない立場の方の考え方の双方を気にかけて、言葉を選んでいたのが伝わりました。海外のお話もありましたが、日本よりもLGBTQが前向きに出ている国々もあるみたいで、レインボーフラッグを堂々と掲げているのは個性をお互い認めている国という点で日本にまだ普及しきれていない部分だなと思いました。学生さんの意見の中で印象に残っているのは生物は繁殖のために異性を好きになりますが、唯一人間だけが異性でも同性でも中身を見て人を好きになるというところは同じであり、多様な視点でヒトを見ることができるのは人間の良い特徴だという意見です。私もその意見に対して同感で自分の好きなことを自分で見出すことができるのはごく普通に見えて、普通のことではないですし、画家などのアーティストの感性も多様なように人間の好みも多様であって良いと思います。ただ、性別という壁を今すぐ全て撤廃するのは難しいとも思います。女性と男性という確かな違いは存在するのに一括りにしてしまうと、問題となってしまう場合もあると思います。女性専用車両が存在するのもこれに近いかなと思っていて、女性は車両の中で痴漢や盗撮などの被害が多く、被害を訴えず泣き寝入りしてしまうことも少なくないです。こういった現状もあるのに男性と差別していると訴えかけられるとそれはまた違うんじゃないかなと思います。男女の共有スペースを増やすことは良い取り組みだと思う反面、新たな問題も出てきそうだなと私は今回の抗議で思いました。
◆ 監督である松岡さんに、制作にあたっての裏話やLGBTを抱えて生きることの大変さを聞けてとてもいい機会になりました。沖縄カミングアウト物語は松岡さんがかつきママに自分を重ねて作ったものであることから、制作には色々な思いが込められているのだと感じました。
◆私はトイレやお風呂、スポーツの件について、男性、女性と混合を作れば良いのではないかと思いました。男性、女性の所に入れるのは生物学的性が一致している場合のみです。そうすればLGBTじゃない人も納得でき、LGBTの人は混合が嫌だったら生物学的性の所に入れるからです。
私はある性別を好きというのではなく、どんな性別でも人として好きだから好きというのもいいのではないかと思いました。
今日はたくさんお話しいただきありがとうございました。
◆ 【メール】
先日のスタディスキルズでのご講演ありがとうございました。
映画「カミングアウト物語」を見させていただいて、LGBTQの当事者の中には本当の自分を他人に話せず、そのことに苦しんでいる人もいることを知りました。映画ではかつきママや周りの人の思いが映し出されており性的マイノリティへの理解につながる良作だと感じました。
講演では松岡様のLGBTQに関わる背景を拝聴し、自分の友人が性的マイノリティであることを自分に話してくれた時にはきちんと受け入れられるようにしたいと思いました。また、実際にLGBTQの当事者の方とお話しさせていただいたことで、LGBTQ法に関わる内容をはじめ、当事者間でも様々な意見があるのだとLGBTQに対する理解が深まった気がします。
先日はお忙しい中誠にありがとうございました。
【振り返り】
松岡さんの話を聞いてLGBTQの中でも様々な意見があり、LGBTQ法に対してデモ等を行う団体はそのような団体の中でも過激派なのかもしれないと感じた。実際にお話を伺うことで松岡さん自身の性的マイノリティに関する思いや後悔を知り、LGBTQに対する理解が深まったような気がする。自分は小学生くらいの年代の時にLGBTに関する授業を道徳の時間(?)で行ったので何故LGBTQへの理解をさらに深めようと政府がしているのか少し理解できない部分もあったが、時代的なギャップなのかもしれないと思った。
◆映画批評のまとめをざっと読んでみましたが、「映画を見たことのない人にも伝わるように」という指示に沿えていないものがあったり、批評の意味を勘違いしているものがあったなという印象でした。また、少数ですがドキュメンタリー映画の批評で”演技”という言葉が見られました。きっと本編はおろか予告編さえも見ていないのでしょう。これは私の憶測ですが、その人はチャットボットAIを使って書いたのではないかと推測しています。以前、うまく機能していない字幕の解読と、人名を思い出すのににチャットボットを使ったことがあります。前者はAIが得意とするようですが、後者は入力側が工夫しないと答えにたどり着きません。(実際、思い出したかった人は自力で思い出すことになりました。)そのため、AIは”沖縄”、”カミングアウト”、”物語”という三つだけのキーワードで文章を構成する必要があります。だから、できた文章の中で齟齬がなかったのは”カミングアウト”の部分だけだったのではないかと思います。現在のチャットボットが作る文章は文法だけができて中身のないものですが、内容が洗練されるのも時間の問題です。LGBTQ+について考えていたはずが、全く異なる問題についても考えさせられました。
↓松岡さんに送信したメールです
松岡弘明様
こんばんは。学習院大学経済学部経済学科1年の〇〇と申します。
本日はお忙しい中貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
意見交換の時間では、ひとまとめにされるLGBTQ+の方々でも各々で活動の動機が異なり、活動団体同士でも利害の不一致が起きていることを知り驚きました。新しい法案をめぐる解釈も分かれていますが、人権にかかわることなので、ある程度時間に任せるのもありかなと思いました。
『沖縄カミングアウト物語』に出会うことができて良かったです。
何卒、宜しくお願い致します。
◆今までメディアや授業を通してLGBTQのことを学んできたので実際に当事者の方からお話を聞いてより私にとって身近な問題になったと思う。現代は昔に比べて社会全体でLGBTQを問題に取り上げているので興味を示す人が多く、カミングアウトがしやすい環境になっていると考えるが、当事者の中ではまだカミングアウトへの意見が分かれていることを知った。また、自分がLGBTQに何かしらの形で関わらないと興味を示さず、マイナスな印象を持っている人もいると分かった。LGBTQに対する知識を身につけることで先入観を消すこともできるので人々への呼びかけが必要だと感じた。
◆実際に映画の監督の方をお呼びして質問をしたりお話を伺える貴重な経験ができたと思います。私自身初めてLGBTQの方のお話を聞いたのですが、本人たちにしか分からない葛藤がたくさんあることをニュースなどでLGBTQの問題を見ることよりも強く実感しました。昨今のLGBTQの配慮に対する問題にもお答え頂き、当事者でない私とはやはり違う意見や論点から述べたりしていて難しい点も多々あるとは思うけど、全ての人が自由に生きやすいようにならばいいなとより感じました。
◆松岡さんへの質問を通して、いろいろな価値観に触れ合うことができてよかったです。
特に印象に残っているのが、同性を好きになれるのは人間だけだという意見です。
同性が同性のことを好きになるというのは他の動物のように繁殖だけのためではなく、その人の性格や声などを五感で好きになっているということだから、すごく素敵なことだ、と言っている学生さんの意見にはっとさせられました。
私はもし友達や家族にカミングアウトされても割とすんなりと受け入れられると思います。でも、それっていいことなんだよ、と言ってあげられるかはわかりませんでした。しかしこの意見を聞いてその通りだと思ったし、LGBTQのことをこれまでよりももっとポジティブに捉えることができるようになった気がします。
また、多様性の面に関しては確かに学校の授業でもLGBTQや多様性のことを多く学んできましたが、あまり意識しなくてもそういう考えはあたりまえになってきていると感じます。今はテレビで男性同士の恋愛ドラマも人気だし、家事のできない女性にかわって男性が掃除や料理、洗濯をするという描写もたくさんあるからです。
自分から多様性を大切にしていこう、と意識しなくても自然にできるような社会になってきているのはよいことだと思いました。
◆自分に近い人でLGBTの人はいなかったので今回当事者である松岡さんのお話を生で聞けて良かったです。
私自身、当事者ではないので気持ちを理解したくても理解しきれないことがたくさんありますし、理解しようと努力してもかえってそれが当事者を傷つける行為にあたるかもしれない、などと考えてしまいます。
私は高校生の時に授業でジェンダー問題について学んだり、当事者の方が来校されて講習を聞いたり、LGBTQについて少しの知識は持っていましたが、やはり対面でのお話は生の声が聞こえるので、実際のところどういう気持ちや考えなのだろうと疑問に思っていたことが聞けたのでとてもいい時間を過ごせたのと、色んな人の意見や感想を聞いて、もっとLGBTについて知りたい、学んでいきたいと思いました。
◆今日お話を聞いてよりLGBTについて考えることが出来ました。松岡さんもLGBTであることを知り、だからこそとてもLGBTについてら考えさせられる映画になったのだなと思いました。LGBTは、社会の一員であり、彼らにとっても誰かを愛し、愛されることは欠かせないものだと思います。私たちは、LGBTに対して平等な扱いをすることで、彼らの生活が豊かになり、幸福を追求することができる社会を作ることができるのではないかと松岡さんのお話を聞いて考えることが出来ました。
◆今回の授業でLGBTQやゲイについてさらに深くお話を聞けてとても身近に感じることが出来ました。自分自身がゲイであることをカミングアウトすることに関してとても悩んだ時期があるが、友達にカミングアウトすることができ、松岡さんがゲイである事を知った後でも友達はいつものように接してくれたとおしゃっていて、心の中に閉じ込めてしまうのではなく話してみることで批判されることが時にはあるかもしれないがカミングアウトすることで本当の自分でいることができる上に、ゲイである事を受け入れてくれる人に必ず出会うことができると思いました。
また、松岡さんの制作した動画であったり映画などが多くの賞をもらっていることを知って日本国内だけではなく海外でも認められ、LGPTQに関する問題や課題の注目度が高まってきているのだなと感じました。現在よりLGBTQに対しての理解が深まり、それぞれの個性が尊重される世の中になっていって欲しいと思いました。
◆LGBTQ当事者の方のお話は大変貴重でした。松岡さんご自身のカミングアウトのお話で母親には自信がゲイであることを明かさなかったと言っていて、私ならどうするかなと考えてしましました。私でも明かさないかなって思いました。わざわざ最後に言わなくてもいいと思ったけど、私が親の立場だったら、言ってほしかったと思うと思います。子供の個性、すべてを受け入れてあげたいし、ずっと言えなかった苦しみを考えてしまします。本当に難しい問題だなと思いました。また、友人や父親へカミングアウトしてよかったと言っていて、新鮮でした。そして、トイレやスポーツでのジェンダーの問題は、私はやはり体で区別するべきだと思います。さらに言えば、ジェンダーレストイレについていえば、LGBTQの当時者ではなく、第三者が騒いでいるのであり、当事者の声が届いていないのではないかなと思いました。正直、気にしない人がジェンダーレストイレを使って、気にするならば男女で分かれているトイレを使えばいいと思います。本当にみんなが生きやすい世界になるといいなと思います。そのために自分が何ができるのか考えていきたいです
<松岡さんへのメール>
先日は、お越しいただき、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。実際の当時者の方のお話を聞く機会がなかったので、大変興味深かったです。
LGBTQをカミングアウトするということはとても勇気が必要であり、怖いことであると思っていたのですが、松岡さんが友人や父親にカミングアウトしてよかったと言っていて新鮮でした。私の友人にバイセクシュアルの人がいて、高校生の時、突然カミングアウトされました。その時は驚いたし、バイセクシュアルというのを詳しく知らなかったため、軽く流してしまいました。今、そのことをとても後悔しています。どう反応してあげるべきだったのか、いまだに考えています。そこで、質問があるのですが、カミングアウトしたときどう反応したら、カミングアウトされた側としては、安心できますか?直接お聞きしたかったのですが、大人数の前が苦手で、すみません。
この度は私たちのために時間を割いて下さり、ありがとうございました。
◆今回は、「沖縄カミングアウト物語」の監督、松岡弘明さんにお話をお聞きしました。松岡さんが実際にLGBTQの方であることを知り、映画の主人公の川田さんと同じような感情、気持ちを持っているからこそLGBTQについて深く学べる映画になったのだなと思いました。松岡さん自身は過去に、LGBTQであることを松岡さんのお母様にお話出来ずにいて、それについて後悔をしているて仰っていたので、川田さんのようにLGBTQについてを共有できる世界を知り、それを撮影することで松岡さんのような後悔をする人が少しでも減ると良いなと思いました。実際に、私が視聴した映画監督のお話を聞けるのはとても貴重な体験であると思い、とても学べることが多かったです。良い機会でした。
◆先日は貴重なお話を賜りまして、お礼申し上げます。この機会がなければLGBTについて全然触れることがなかったかもしれなく、今回で多様性の尊重について少し知ることができたと思います。松岡さんの「他の外国ではLGBTを取り巻く環境が整っていた」と仰っていたのが印象に残っています。日本も昔に比べたら良くなってきてはいると思うのですが、なぜ日本と外国でこうも差がつくのだろうと疑問に思い、調べたいと思いました。
ほんとうにありがとうございました。
振り返り
今回は「沖縄カミングアウト物語」の監督である松岡さんに来ていただきました。この映画が外国で賞を取ったと聞いたときは驚きました。このような機会はあまりなく、せっかく来てくださったのだからもう何個か質問を考えておけばよかったと思いました。話の中でLGBT推進法の話題が出てきて、これを直接官僚や知事が考えるのではなく、実際にLGBTの人にインタビューをしてもらったりして、詳しく話を聞いてから作るべきなのではないかという意見が出て、自分でも納得がいく意見だと思いました。
◆自分が見て感じて思ったことや疑問点を、直接本人に伺うことのできる機会というのはめったにないので、とても貴重な体験をさせていただきました。
今回の授業では、その場にいた全員がLGBTや、男女の違いについてもう一度深く考えるきっかけになったと思います。
そして、今回の授業を通して、松岡さんの映画をつくるきっかけとなった背景や生い立ちも含めて知ることができ、それを理解した上でもう一度この映画を観ると、初めて観た時の感想とはまた違ってくるのではないかと思いました。
松岡 弘明さん
学習院大学経済学部経済学科1年の〇〇と申します。
先日は貴重なお話をありがとうございました。
松岡さんのお話を伺わせていただき、
家族に対する接し方や、
友達に対する接し方をもう一度改めて考えようと思いました。
カミングアウトをするというのは、
身近であればあるほどとても難しいことであり、
なかなか言い出せないことではありますが、
何かあった時に後悔しないよう、
日々を過ごしていこうと思いました。
またお話できる日を楽しみにしております。
ありがとうございました。
◆当事者の方の意見を聞くのは初めてだったのでとても参考になったし、もっと多くの当事者の方にお話を聞いてみたいとも思った。
当事者ならではのモヤモヤを感じたし、一番良い方法が誰にもわからないからこそ難しい問題だと思った。法律だけでなく、トイレや競技会など多岐にわたって問題が発生してきているからこそ、一つ一つしっかりとルールを決めなくてはならないと思った。また、当事者だからといってみんなの意見が一致するわけではないと思うので、多くの当事者の方に意見を聞きつつ最善の案を考えていくしかないと思った。
また、私は周りの誰かにカミングアウトをされたことがないが、周りにいてもおかしくないので、安心してカミングアウトできる人でありたいと思った。
松岡さんへのメール
はじめまして。経済学部経済学科一年の〇〇と申します。
先日は貴重なお話をありがとうございました。
私は当事者の方の意見を聞くのが初めてだったのでとても貴重な体験でした。
明確に「こうすればいい」というのがわからない分、たくさん葛藤されているのだなと感じました。今後、当事者でない人にとっても当事者の人にとっても一番良い法律やシステム(競技におけるルールなど)ができると良いなと思いました。
今後の更なるご活躍をお祈り申し上げます。
◆松岡さんのお話を聞いて、映画の良さがより伝わった。映画の主人公であるかつきさんのカミングアウトの話だけでなく、松岡さんのカミングアウトに関する後悔があったからこの映画ができたのだと思った。LGBTQの当事者が監督をしたからあれだけリアルな話が伝えることができて、世界中で評価されたのだと思う。今、LGBTQについて話題になることが多い中で自分はあまり生活の中では関係ないように思っていたがトイレが男女共用になったり自分の生活に関わることもこれから出てくるのでもっとどう問題に取り組むべきか考えなければならないと思った。YouTubeでの無料配信から始まり海外で賞を受賞するにまでなったこの作品は今のLGBTQに関する状況を考えてもこれからさらに評価されるのではないかと感じた。
【2年】
◆実際に映画を作った方にお話を聞けるという貴重な体験をすることができました。作者の松岡さんの映画を制作するに至った過程や思いを聞いて、ただ自分で映画を見た時よりも映画の内容を理解できた気がしました。話を聞いた上でもう一度映画を観たいとも思えました。また、映画の内容に関連してLGBTQやトランスジェンダーについての話をしているときに、松岡さんがこのように話題に出すことで当事者の方に嫌な思いをさせてしまうとも思う、とのようなことをおっしゃっていて、このような問題は理解をし知ろうとする気持ちは大事だと思いつつも話題に出されること自体を嫌と思う方もいると思うので難しい問題だと改めて感じました。しかしやはり何も知らないで否定するのは間違っていると思うので少しずつでも知っていきたいと思いました。
◆松岡さんのお話を聞いて、恋愛の方向性は1つではないことを映画に続きあらためて感じさせられました。恋愛の最終目標は結婚や性交といったものに偏りがちである。同性同士の結婚もそうだが、恋愛の形は1つに定まる必要は無いと思う。文化や社会の変化により、恋愛における価値観や関係性の形態も多様化していくのは必然のことである。しかし、日本という社会では認めてられていないが、1人の人間が複数の人間を愛してしまう、それも一種の多様性ではないかと考えてしまう。一夫多妻制、それも将来的にはまた復活する可能性すらもあるのではないか。
LGBTQなどを認め合うことは宗教や人種などの異文化に対する理解も深められると思う。様々なバックグラウンドを持つ人との関わりが増える中で互いを認めていくのはより重要になっていくと思う。
◆
(まだ、途中です)
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