アイデア整理のノートづくりは、左右にセパレートする
頭の中がゴチャゴチャしてきたときは、いつもノートやメモに書き出して整理することをおすすめしています。
書き出すことで客観視でき、見える化されると堂々巡りを物理的に防ぐこともできるからです。
実はこのノートやメモに書き出す行為は、整理に加えてアイデアを量産するときにも使えます。
どうしても書くことに集中すると、整理とキレイな文章作成には有効なのですが、どこか型にはまったアイデアしか出ない時があります。
そこで、ノートを左右に2分割して、例えば左側にはアイデアを単語やイメージレベルの図や絵で書きなぐっていきます。そして、右側にはそれを少し整理して文章化したり、企画の骨子をまとめていきます。
一方、はじめに右側のスペースで企画が既にまとまっていたら、さらにブラッシュアップするべく左側に大きな視点でスキームを図にしたり、思いつきレベルもメモとして追加で書きなぐっていきます。
こうすることで、左脳と右脳の両面からアイデアを具体化したり、熟成させながら磨いていくことも可能になるのです。
このように、左右に分けるなど2方向や複数の方向から視点を切り替えて思考する方法のことを、僕は「セパレート思考」と呼んでいます。
7年前には『問題解決のためのセパレート思考』という本も出しているくらいですので、よろしければご参照ください。
やはり、1つの方向だけで情報を整理したり発想しても、偏りが出てうまく思考ができなくなりますからね。
さて、今回、この投稿でお話したかったことは、セパレート思考の考え方だけではありません。
実は、まさにセパレート思考をノートに落とし込んだらこうなるよ!というノートが発売(商品名:「SwitchNote」 株式会社若草印刷)されたのです。(僕の本や仕事は、残念ながらまったく関係していません)
他社製品ですが、セパレート思考や書籍と親和性が高いので少しご紹介しますね。
まずは、以下サイトより特徴とイメージ画像をご覧ください。
少しだけご紹介文より引用します。
以下よりイメージ写真もご覧ください。
セパレートタイプのノート術については、以前の投稿でも書きましたので、併せてこちらもご参照くださいね。
ということで、知的生産性を高めるには、複数の切り口をもって整理していくこと(セパレート思考)、ノートに書き出すこと(見える化)、使いやすく気分も上がるようにこだわりのノートを探すこと(SwitchNote)。
この3つのポイントで知的生産性を高める方法論があるよ!という小話でした。
おしまい。
さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?
少しでもお役に立てば幸いです。
それでは、また会いましょう!
著者・思考の整理家® 鈴木 進介
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