やらなきゃ損?メリットだらけだったサステナブルな暮らし
地球にやさしいサステナブルな暮らしを実践してみると、思っていた以上に自分にもいいことだらけでした。
この記事では、
「節水しよう、節電しよう」
などといったよくある提唱ではなく、ズボラで欲深い私ならではのサステナブルで、なおかつ確実に自分にメリットがある行動をまとめています。
1円でもこだわり抜く【買い物編】
「環境問題は買い物が9割」
専門家でもなんでもない、ただの素人の私の感想です。
しかしながら、日々の買い物を脳汁吹き出すほど考え抜くのは、地球のためにも自分の資産形成のためにも良いことなのは間違いないので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なるべく物を買わない(ゆるミニマリスト)
国民的漫画こち亀の主人公、両さんのセリフです。
物欲に負けそうになった時はいつもこのセリフを思い出すようにしています。
部屋に何もない極限のミニマリストになるつもりはありませんが、物が少ない部屋で暮らしていると頭の中もスッキリするような気がして気持ちがいいです。
富裕層の家の共通点は、「家に余計な物がない」ことなんだそうです。
確かに、現代の激しい頭脳労働で勝ち抜いたお金持ちが、余計な物だらけで頭の中がごちゃごちゃするような部屋で暮らしているとは思えませんね。
「ゆるくミニマリストを目指していけば、私もいつかお金持ちになれるかも?」
そんな強欲さから、不要な物を買わないように日々気をつけています。
徹底的に買う物にこだわる
とはいえ、現代は買い物しないと生きていけません。
服を買わずに局部を葉っぱで隠して街を歩いたらすぐ捕まりますよね。
ん?隠してるからセーフ…?
いや、どうでもいい。
安物買いの銭失いなんて言葉もあるように、値段を理由に衝動買いしてしまうと、本当は自分にとって価値のなかったものに自分の資産を費やしてしまうことになります。
自己投資になるか
時短になるか
生活の質の向上につながるか
健康増進になるか
意欲の向上につながるか
モチベーションアップになる有意義な浪費になるか
私の場合、何か欲しい物があるときは上記項目に当てはまるかどうかよく考えて、最低でも1週間経ってから買うようにしています。
長い時間かけて検討した買い物は、後々「買ってよかった!」と良い結果になることが多いです。
天然素材の物を買う(プラスチックフリー)
先ほど買う物に徹底的にこだわる、という項目を紹介しましたが、このこだわるポイントの一つが素材です。
先に白状しておくと、私は完全にプラスチックフリーな生活をするのは現時点では無理です。
とりあえず無理のない範囲でなるべく天然素材の商品を選ぶように頑張ってます。
例えば、衣類や寝具は綿・麻・ウール・シルク・カシミヤ・リヨセルなどでできたものを選ぶとか。
他にも木材、レザー、スエード、コルク、竹、ラタン、ミツロウ、など環境にやさしい素材がたくさんあります。
天然素材のものを選ぶメリットは、機能性が優れていることです。
例えばウールは肌にやさしく、快適な温度・湿度の調整をしてくれるし、消臭効果もあり、丈夫な素材です。
15年以上前から着用しているウールのマフラーがありますが、ほつれなどもなく、冬には今でもコーデの1軍として活躍してくれています。
そしてこれはあくまで私個人の印象ですが、天然素材のものに触れて暮らしていると、あたたかみを感じて落ち着く気がします。
このように素材にこだわり抜いた買い物は、生活の質の向上につながりやすいです。
エコな消耗品を買う頻度を増やす
食品だったら、ビン・缶・牛乳パックなどリサイクルできるパッケージのものをなるべくカゴに入れるようにしています。
食品はまだしも、問題は日用品。
仕方ないのは分かるけども、環境にやさしい素材を使ってる日用品ってどれも高いですよね、なんとかしてほしい…。
毎回買うのは厳しいから、2、3回に1回とかの頻度で買うようにしています。
ちなみに私がなるべく買うようにしている環境にやさしい消耗品を貼っておきます。
リンクがなくなっていたのですが、他にも竹歯ブラシとか、歯磨きタブレットとかも買ってます。
環境にやさしい消耗品は高いけども、大体のものは人間にもやさしくできていることが多くて、肌荒れが減ったり調子が良くなったりと値段相応のメリットがあります。
何より環境にやさしいものを使って暮らしていると気持ちがいいです。
地元の食品を買う(地産地消)
地元の野菜や食品を買うと輸送コストを削減できます。
あと、新鮮だから旨い。
私は酒飲みなので地元の地酒をよく買っていますが、これが本当に美味い…!
地産地消すると、住んでいる地域の経済が活性化するから、
地元の雇用が増えたり、福祉が充実して、より住みやすい街になるという良い循環が生まれます。
固定費を見直す
先ほども触れましたが、環境にやさしい商品はお値段割とお高め。
環境にやさしい暮らしをするためには自分のお財布にいくらか余裕が必要になりますね…。
私の場合はスマホ料金を格安SIMに乗り換えたり、少しでも家賃が安いところに住んだり、使っていないサブスクのサービスを解約したりなど、固定費を色々と見直すようにしていました。
本当に必要なものにお金を払っているのかどうか、1円でもこだわり抜いて無駄遣いしないよう気をつけています。
固定費を削減できれば、資産も増えていいことづくめです。
ケチは正義【日常生活編】
大富豪は意外とみんなドケチ?
あのお金持ち代表のビルゲイツですらマックでは必ず割引クーポンを使うんだそうです。
確かに、少しでも手元に残ったお金を投資に回せばもっと大きくなって返ってきますもんね。
お金持ちの真似してケチな日常を送れば、私もいつかお金持ちになれるかも…?
そんな私のがめつい欲望にまみれてはいるものの結果的にはエコになってるっぽい日常生活をご紹介します。
石鹸を使う(髪も)
泡で出てくるハンドソープは時短できて便利なんですが、私は肌に合わないのか荒れてしまうことが多いです。
そこで、無添加石鹸に変えてみたら肌も荒れないし、長持ちするし安いしボディソープと兼用できるしでいいことづくめでした。
↑これ見てびっくりしたんですが、1年間液体石鹸と固形石鹸を使用した場合、9500円も固形石鹸のが安くなるんですって!
そんでもって、今はシャンプーバーといって、髪も洗える石鹸が出ているんです。
私が使ってるのがこれ↑
「2000円って高くないか!?」
と最初は思ったんですが、使ってみたら全然なくならない。
私がロングヘアじゃないからっていうのもあるとは思いますが、もう2ヶ月以上はずっとこれだけで髪も体も洗っています。
コンディショナーがいらないから、こちらの方が結果的には安上がりでした。
洗い上がりはしっとりしてました。
私は肌も荒れやすいし、髪もパサつきやすいんですが、これ使ってて荒れたり乾燥したことはなかったです。
もちろん、風呂上がりは軽く保湿はした上での話ですけどね。
風呂場がこの石鹸1個だけで済むのが、とてもシンプルでスッキリするので、まるでミニマリストになった気になれます。
皿洗いは油汚れを拭いてから
食べ終わった食器の油汚れはキッチンペーパーなどで拭いてから皿洗いするようにしています。
食器洗剤のコストも下がるし、洗い物の時短にもなるし、おまけに環境にもやさしい。
油汚れを減らすことで下水処理の負担を減らし、水質汚染を防ぐことができます。
ちなみに油汚れは排水管の詰まりの原因にもなるそう。
後々めんどくさくなることを考えれば拭いた方が良さそうです。
コンセントを抜く(待機電力)
使ってない家電のコンセントは、しっかり抜いて待機電力を削減。
省エネになるだけでなく、電気代もケチれますね。
↑こちらの検証では、待機電力だけで1ヶ月108円かかっていたそうです。
庶民の私に108円はでかい。
これからもちゃんと引っこ抜いとこう。
風呂のタイムアタックをする
特に冬場、私はあったかいシャワーが気持ちよくて、気がついたら風呂にいる時間が長引いてしまいがちです。
スマホが防水なので風呂に持ち込んで、ストップウォッチをつけてタイムアタックすることで、ぼーっとシャワーを流してしまうのを防ぐように気をつけています。
早い時は大体15分未満で風呂を出られているかな。
水道代もケチれるのでおすすめ。
水道代は1リットルあたりおよそ0.2円。
シャワーは1分間あたり12リットルの水を消費してしまうので、1分でも短くできれば2.4円節約できます。
毎日のシャワーの時間を1分減らせば、1年間で876円節約できることになります。
そして、水の浄化作業には莫大な電力と時間がかかるそうです。
節水すれば環境負担を減らすこともできますね。
水道は一番冷たいままにしておく
お湯と冷たい水を左右で切り替えられるレバーの水道ありますよね。
私はあれをいつも一番冷たい方、どれも右側?
にしています。
冬場の皿洗いはさすがに手が凍るから無理だけど、ちょっと手を洗うだけだったらお湯が出るのを待つのはもったいない。
水が出てから最初のうちはお湯が出なくても、レバーが温かい方に向いているとガス代がかかってしまいます。
ガス代をケチれば財布にも地球にもやさしいので、冬はちょっと我慢して、1年中一番冷たい方にレバーを引いておきます。
夜目を鍛える
サステナブルな暮らしで何言ってんだ?って感じですが、夜目が利けば電気を点けなくて済みます。
私は日中はなるべく太陽光だけで暮らし、夜は間接照明の薄明かりの中で過ごしています。
すると、電気料金が高く設定されている昼間の電気代をケチれますし、
夜は薄明かりの中で過ごすことでメラトニンという脳内物質が分泌されて睡眠の質が高くなります。
節電すれば、発電する時に使う二酸化炭素の量を減らすことができるから地球にもやさしい。
夜目を鍛えて電気代をケチれば、地球にも財布にもやさしいし、睡眠の質も良くなって健康になれる。
目指せ忍者。
日本人のウチらならイケる。
ストレスも減る【モチベーション編】
ここまで読んでみて、
「サステナブルな暮らし、だるいなあ…」
と正直に思っちゃったとしても大丈夫。
私もそうでしたが、実際のところ、日頃から地球の恩恵を受けていることを実感しないと、地球にやさしい暮らしは難しいかも。
私たち人間はずるい生き物やねんな。
まずはモチベーションを上げるところから始めることもできます。
ストレスも減るので、別にサステナブルな暮らしに興味がなくてもおすすめ。
観葉植物を育てる
まずは小さな観葉植物をデスクに置いてみましょう。
湿度の調整をしてくれるし、空気を綺麗にしてくれます。
眺めるだけでもリラックスできて癒されますし、記憶力アップや集中力アップなど、仕事の向上化も期待できるそうです。
観葉植物を育てていると、昨日はなかった小さな葉を見つけたり、思いもよらなかった小さな花が咲いたりと、毎日小さな発見と喜びがあります。
私のおすすめはガジュマル。
枯れにくいし育てやすいし、小さな木のような姿が可愛らしいです。
自然豊かな場所に出かける
20分間自然と触れ合うだけで、ストレスを軽減できることが研究でわかっているそうです。
この記事によると、自然の中で歩いたりぼーっと座ったりするのが最もストレスが下がる過ごし方だったそうです。
たしかに、私は頭の中で嫌な考えが止まらない時も、近所の少し自然がある公園をぼーっと歩いているだけでだいぶ楽になるなあと感じています。
さらに、子どもはより自然豊かな場所に出かけるのが大切みたいです↓
まじ…?
じゃあ私が子供の頃、親に黙って川の中走り回ってたのはめっちゃ良かったのかな?
(※危ないので絶対に真似しないでください)
動物園や水族館に出かける
「地球にやさしい暮らし」と言われても最初は私もピンと来なかったんですが、動物園や水族館の可愛い動物たちを見ていると
「あ…ああ!地球がやばい…!!」
という大雑把な危機感を抱くようにはなりました。
美しい地球を残さないと、野生で暮らすこんなかわいい子たちの住処がなくなっちゃうんだなって…。
環境問題はさておき、言わずもがな動物やお魚を見ていると癒されます。
私個人的には平日やオープン直後などの空いている時間に一人で行く水族館がマジでおすすめです。
特に大水槽があるところ。
ぼけーっと眺めてるとストレスが溶ける。
動物ドキュメンタリーなどを見る
とはいえ、そんなにホイホイ動物園だの水族館だの出かけられませんよね。
そんな時は動物系のドキュメンタリー番組を見るのがお手軽でおすすめです。
動画だけでも十分ストレスが減るみたいですね。
わかる、猫動画見てるとニヤニヤした顔の自分が画面に映り込んで
「気持ち悪!」ってよくなるわ。
それぐらい癒されてる。
環境活動家が書いた本を読む
やっぱり読書が最強。
インターネットがこれだけ普及し、今やAIまで爆誕した現代ですが、いまだに書籍が信頼できる情報の王座に君臨し続けていると思います。
そして、ズボラで怠惰な私に「地球がやばい」と思わせ、なおかつサステナブルな暮らしまでさせやがった優秀な本がこちら。
一言で言うならプラスチック暴露本。
怖すぎる環境問題の真実が次から次へと書かれています。
環境問題への意識も高まりますが、それはそれとて読書そのものにもストレスを大幅に下げる効果があります↓
こちらのwebページでは「ストレス減らしたいなら没頭できる小説がええで」と言っていますが、
環境問題に関する本もなかなか衝撃的で没頭できると思いますよ。
自然保護活動に署名や寄付をする
環境活動家並みに活動するのは私も難しいですが、自然保護活動を頑張っている人たちを応援することはできます。
まずできることは署名。
こちらはオンラインでできる署名サイトで、賛同できる活動に署名して応援することができます。
自然保護、動物愛護に関する署名活動もたくさんあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
そして、オンライン上で寄付できるサイトもあります。
こちらは、社会を良くするためのクラウドファンディングのサイト。
こちらにも環境保護に関するクラウドファンディングがたくさんあります。寄付した後はお礼のメールが届いたりして、あたたかい気持ちになれます。
とはいえ、もちろん欲深くてがめつい私が何の見返りもなく署名や寄付をしているわけではありません。
海外の大学の研究で、お金を他人のため・社会のために使った方が幸せ指数が20%も上がることが分かっています↓
推し活で結構な額を貢いでいる方々が、あんなにもキラキラして幸せそうに見える理由が、ちゃんと研究で証明されてたんですね…。
とはいえ、無理のない範囲の寄付でも十分に幸せを感じられますから、そこまで貢がなくても大丈夫ですからね。
まとめ:地球にも自分にもメリットだらけ
サステナブルな暮らしって聞くと、なんだか意識が高い人たちにしかできないような感じがしていましたが、
地球のためだけじゃなく、自分にもたくさんのメリットがあるので、ズボラで欲にまみれた私でもゆるく続けられています。
節約できて、健康にも良くて、ストレスも減る。
いいことだらけで、むしろやらなきゃ損かも?
ここまで読んでくださってありがとうございました!
参考になれば幸いです!
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