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2024.12.24 「サンタクロースの魔法」から考える。
12月24日(火)
みなさんはサンタクロースをいつまで信じていましたか?
今日はサンタクロースから蕎麦業界を考えてみたいと思います。
私は小学校2年生までサンタクロースをある程度信じていて、3、4年生では親に配慮して信じてるふりをしていました。
毎年もらうサンタさんからのプレゼントに手紙が添えてあって、その筆跡がどう考えても母親の文字だったので、小学校低学年からうすうす気づいていたんですね。
でもプレゼントが欲しかったから、気づいていないふりをしていました。
で、5年生からはサンタクロースは来なくなったんですが、それでも幼少期にかかったサンタクロースの魔法はまだ解けていないように感じています。
というのは、この時期になると今だになんだかウキウキするからです。
世の中がクリスマス気分で盛り上がっているからというのもありますが、サンタさんから何かもらえるんではないか??という気分は大きく影響していると思います。
そう考えるとサンタクロースの魔法は偉大だと思います。
クリスマスが終わって、サンタクロースが北の国に帰っていくと、いよいよ「年越しそば」のシーズンになります。
この年越しそばについては、既にわれわれの先人が日本全国の人々に「年越しそばの魔法」をかけてくれています。我々のやることは、この年越しそばの魔法の効力を守っていかなければなりません。
季節感が無くなり、ラーメンが強くなり、年明けうどんという単語ができた今、そば業界で何ができるか?
ここを考えていくのは我々の責任だと思います。
例えば・・・
案① 伝統的なアプローチ
年越しそばのルーツにさかのぼる企画、神社仏閣とコラボした年越しイベントをしたり、全国各地の放送局とコラボして盛り上げるのもいいかもしれません。
案② 未来型のアプローチ
「年越しそばの魔法」サイトを立ち上げ、AIやSNSや動画を通じて盛り上げるのもありかもしれません。
案③ 海外への展開
海外のカウントダウンイベントや大使館とのコラボなんかもありかもしれません。
まあ、すぐにはいいアイデアが思いつかないのですが、人々の心に染み入るような物語や体験を提供できれば、年越しそばの魔法を再び輝かせることができると思います。
今夜サンタクロースにばったり出会ったら、魔法のかけ方を教えてもらおうと思います。
それでは本日もよろしくお願いいたします。