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2025.2.10 「商品開発戦略」は未来への提案

2月10日(月)
今回は「商品開発戦略」についてお話しします。

この目的は「新しいそば粉やそばの食べ方を開発することで、お客様に多様な選択肢を提供すること」です。


そのために、まずはそば粉の特徴を実感し把握することから始めました。商品開発の下地作りです。
具体的には、粗挽き、微粉、アルファ粉、白い粉、黒い粉の特徴を調べて、その過程で特徴あるそば粉のパンフレットを作って欲しいという流れでした。

ただし、なかなか進捗が見られないので、本来の目的に戻って方向性を変えたいと思います。


じゃあ、そもそも商品開発とは何か?
一般的に「商品開発」とは、
「お客様のニーズや課題を解決する新しい商品を生み出すプロセス」です。
その種類としては、「新商品の開発」「既存商品の改良」の2種類があります。

では、何のためにやるか?
・顧客のニーズを満たす
・競合他社との差別化
・新しい市場の開拓
・企業の収益向上
これらはまさに我々が目指すべきことで、「第2領域」の仕事といえます。


次に「商品開発」の手順は・・・
①顧客のニーズ・市場調査
②アイデア出し
③企画・設計
④試作
⑤評価・改善
⑥製造体制の整備
⑦販売
このように戦略的に進めるのが定石です。


うちの会社の価値観で、「ワクワク」と「インサイト」から始るというのがあるので、手順の①②を合わせて、「アイデア出し」から始めてもいいじゃないかと思います。
例えばどんなそば粉を開発するとワクワクするか?
私なりに考えてみました。

・素人でも十割打てるそば粉
・粗挽きでも十割打てるそば粉
・押し出し式で一番美味しいそば粉
・透明感があってキラキラしてるそば粉
・田舎系で美味しいそば粉
・乾麺で美味しいそば粉
・伸びにくいそば粉
・普段捨ててるような部分で作ったそば粉
・健康にいいそば粉
・緑色のすごく引き立つそば粉
・そばがきでおいしいそば粉
・ガレット用そば粉
・変わり蕎麦用そば粉

AIを補助的に使うと、もっと違う角度で突拍子も無いアイデアを提供してくれることもあります。

まだこれは単なる私個人のアイデア出しに過ぎませんが、これを、鈴木製粉所のかかわる、いろいろなお客様の立場にたって考えます。


そのためには他の戦略と連携しながら、そば粉の知識を総動員して、感覚を研ぎ澄まして進めていくことになります。

商品開発は会社の未来を切り拓く力です。
ぜひ、ここに真剣に取り組む会社に成長しましょう。


それでは今週もよろしくお願いいたします。


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